出版社内容情報
何がどうしてそうなった? 1行目は全員一緒、できた新法25本!
『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第五弾。
著者一覧(掲載順)
金子玲介
日野瑛太郎
朱野帰子
阿部智里
真下みこと
須藤古都離
嶋戸悠祐
多崎 礼
風森章羽
名倉編
真梨幸子
東川篤哉
霜月流
矢樹純
高田崇史
潮谷 験
献鹿狸太朗
高田大介
大沼紀子
矢部嵩
柾木政宗
くどうれいん
白井智之
赤川次郎
五十嵐律人
内容説明
何がどうしてそうなった?1行目は全員一緒、できた新法25本!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
154
MRCショートショート集第五弾、25人の作家の内、既読作家は、15/25でした。オススメは、嶋戸 悠祐『国家殲滅フットボール法』&五十嵐 律人『「ラ禁法」ディストピア』&五十嵐 律人『革命夜話』です。 https://www.kodansha.co.jp/book/products/00004127882025/07/20
Ikutan
54
講談社のクロネコシリーズ(勝手に命名(笑))第五弾。今回は、『新しい法律ができた』という一行から始まる25編のショートショート。風刺が利いていて面白かったのは、日野さん、朱野さん、大沼さん。オチにニンマリしたのは、真下さん、真梨さん、柾木さん。金子さん、東川さん、くどうさんは、それぞれ作家さんの個性が出ていて面白かった。「もしこんな法律があったら」という近未来的作品が多かった中、過去を舞台にして、法律ができた当時を描いた作品もいくつか。ラストの五十嵐さんの『革命夜話』は〆に相応しい胸が熱くなる作品でした。2025/07/16
さちこ
54
何度も読み返すほど面白い作品が複数あった。2025/06/23
雪紫
47
「新しい法律ができた」から始まるショートショート。実現すれば大体ディストピア。はたして現実に現れたらどうなるか?考えさせられる話も多かったけど(須藤さんや大沼さんは特に)、東川さんナイス(いや、ラ禁になったら暴動ですよ!)!白井さんが特に面白かったが、五十嵐さんで〆るのが凄く上手い!2025/07/03
sayuri
41
『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』に続くシリーズ第五弾。会員制読書クラブ「メフィストリーダーズクラブ」のSS企画の作品を加筆修正したもの。今回のお題は「新しい法律ができた」という1行から始まる物語。1行目は同じでもその後の展開は千差万別。自分ならどんな法律を作るだろうと考えるのも楽しい。面白かったのは悲しみの余韻が残る「ルパちゃん/金子玲介」世相が反映された「推し活制限法/日野瑛太郎」オチが効いた「こんにちは、チャッテー/真下みこと」2025/06/11
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- 和書
- ローサのもと