ブルーバックス いかにして解法を思いつくのか「高校数学」〈上〉

芳沢 光雄【著】

講談社（2025/04発売）

• サイズ 新書判／ページ数 304p／高さ 18cm
• 商品コード 9784065393116
• NDC分類 410
• Cコード C0241

出版社内容情報

数学は“13種類”の考え方にまとめられる！

シリーズ累計18万部突破「新体系・〇〇数学の教科書」シリーズに、新たなラインナップが登場
数学の問題を解く中でも重要なことが、なぜその解法を思いつくのか？という疑問です。
そこに注目し『新体系・高校数学の教科書』の構成をもとに、高校数学の全分野を網羅しながら、実践問題形式で解法への発想法を解説します。上下巻・同時刊行！

論理・直感・試行錯誤「体験的数学思考」をもとに、解法の発見に至るプロセスに必要な思考法や発想がみにつく！
“思いつくセンス”を育てる、現代人必読の数学読本。　

内容説明

論理・直感・試行錯誤「体験的数学思考」が身につく。なぜ解けないのか？解法の発見に至るプロセスにはどんな思考法や発想が必要なのか？数学には「１３種類の考え方」があるという著者が、名著『新体系・高校数学の教科書』の構成をもとに、高校数学の全分野を実践問題形式で解説。“思いつくセンス”を育てる、現代人必読の数学読本。

目次

第１章　数と式　まとめと発見的問題解決法
第２章　方程式・不等式と論理　まとめと発見的問題解決法
第３章　平面図形と関数　まとめと発見的問題解決法
第４章　場合の数と確率　まとめと発見的問題解決法
第５章　指数・対数と数列　まとめと発見的問題解決法
第６章　三角関数と複素数平面　まとめと発見的問題解決法

著者等紹介

芳沢光雄［ヨシザワミツオ］
１９５３年、東京都生まれ。東京理科大学理学部教授（理学研究科教授）、桜美林大学リベラルアーツ学群教授を経て、桜美林大学名誉教授。理学博士。専門は数学・数学教育（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[KAZOO]

高校数学のレベルがどのようになっているのかで手に取ってみたのですが、この上巻は比較的理解しやすさがりました。「数と式」「方程式・不等式と論理」「平面図形と関数」「場合の数と確立」「指数・対数と数列」「三角関数と複素数平面」で最後の章以外はわかりやすい感じでした。「解法」というとチャート式や矢野健太郎の著書を思い出すのですが、これは解法に至る13のヒントをどのように適応していくかで若干ニュアンスが異なりました。面白く感じたのですが下巻はかなり手ごたえがありそうです。

2025/08/21