講談社学術文庫<br> メルロ=ポンティの思想

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講談社学術文庫
メルロ=ポンティの思想

  • 木田 元【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 592p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065391396
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0110

出版社内容情報

20世紀フランスにあらわれた綺羅星のごとき哲学者たちのなかにあって、ひときわ大きな輝きを放ちながら早世したモーリス・メルロ=ポンティ(1908-61年)。エドムント・フッサールの現象学と出会い、身体を中心に据えることで独自の地平を切り開いたその思想は、その後の現代思想の基盤となるとともに、哲学はもちろんのこと看護学や認知科学、芸術の領域にいたるまで今なお幅広く影響を与え続けている。
本書は、日本にメルロ=ポンティを紹介した第一人者たる著者が、『行動の構造』の公刊に先立つ思想にはじまり戦後の後期思想に至るまで、真正面からメルロ=ポンティの全容をとらえようと試みた書物である。
主要著作のひとつひとつが大部であることが、この知の巨人の全貌を捉えがたくしている大きな理由だが、『行動の構造』、『知覚の現象学』、『シーニュ』、『眼と精神』、『見えるものと見えないもの』など主要著作のほとんどの邦訳を手掛けてきた著者ならではの精緻な読解によって、途方もない構想とその可能性があざやかに浮かび上がる。
前人未到の境地に達したメルロ=ポンティの思考は、なぜ、いかにして可能だったのか。比類なき学識をもつ著者だからこそなしえた、思想的文脈、歴史的背景を踏まえた分析で、その思考の形成過程をも解き明かしていく。
知の巨人が知の巨人に肉迫した、無二の概説書。(原本:岩波書店、1984年)

 【本書の内容】
まえがき
1 思想の形成
2 『行動の構造』をめぐって
3 『知覚の現象学』をめぐって
4 戦後のメルロ=ポンティ
5 メルロ=ポンティの言語論
6 メルロ=ポンティの社会理論
7 後期思想の検討

文献表
あとがき
解 説(加國尚志)
年 譜

内容説明

『行動の構造』、『知覚の現象学』をはじめ浩瀚かつ難解な著作で知られるモーリス・メルロ=ポンティ(一九〇八‐六一年)。邦訳に長年尽力し、日本における研究の基礎を築いた碩学が、年代順に著作を解説。思想的・歴史的背景を踏まえつつ、その全貌を明らかにする。精緻な読解と圧倒的学識が、孤高の哲学者の壮大な構想を示す概説書。

目次

1 思想の形成
2 『行動の構造』をめぐって
3 『知覚の現象学』をめぐって
4 戦後のメルロ=ポンティ
5 メルロ=ポンティの言語論
6 メルロ=ポンティの社会理論
7 後期思想の検討

著者等紹介

木田元[キダゲン]
1928‐2014年。東北大学文学部哲学科卒業。中央大学名誉教授。専門は西洋哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Go Extreme

1
物自体と表象の問題 哲学的直観 変化の知覚 生きた経験を根拠とする哲学 内容よりも構造が優位 解剖学よりも生理学が優位 語る主体への回帰 間身体性 肉という根源的な概念 見えるものと見えないもの ゲシュタルト 構造の哲学 物理的秩序 生命的秩序 人間的秩序 全体としての構造 知覚経験の根源的あり方 対象や行動のゲシュタルト 客観的な身体と現象的な身体の相互浸透 図と地の関係 主観と客観の二元論を超える 世界内存在の根源的なあり方 構造は意味をもった全体 沈黙せる知覚 自然と沈黙・無言のロゴス 間接的存在論2025/04/08

キャラモ

0
なぜ、表紙がセザンヌの絵画なのか? それは、認識という行為が「無限のパースペクティブを通して、あらわれはするがその都度どれ一つにも限定されることのない<物>という構造を構成し、現に与えられている対象の在り方を<物の一つのあらわれ>として受け取ることができる。つまり、その対象を<物として扱う>ことができる」からだ。セザンヌは自身の眼からみた、現実の<物>を複数のパースペクティブから分解し、統合して、<物のあらわれ>として表現した画家だ。その<物のあらわれ>とは、「肉」により経験的に捉えられた「存在」である。2025/04/15

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