出版社内容情報
「これ、いじめですか?
嬉しいわ。初めてなの」
賢者に育てられた最強魔法使いの
初めての仕事は……王子の居候!?
事件だらけの王城で、
すっとんきょうな友達づくりがはじまる。
謎だらけの洋風ファンタジー、開幕!
☆☆☆
賢者オーダルトに育てられた神域の魔法使いイザベラには友達がいなかった。
18歳の春、始祖の森を出て陰謀蠢く王城へ向かい、
ひょんなことから王子の居候になる。
目的は初めての友達を作ること。
鶏の死体を部屋に投げ込まれ、王妃の毒殺疑惑をかけられても、
マイペースな彼女は意に介さない。
「人はなぜ、愛するのでしょう」
王子と王女を振り回しながら、今日も王城は大騒ぎ!
内容説明
賢者オーダルトに育てられた神域の魔法使いイザベラには友達がいなかった。18歳の春、始原の森を出て陰謀蠢く王城へ向かい、ひょんなことから王子の居候になる。目的は初めての友達を作ること。鶏の死骸を部屋に投げ込まれ、王妃の毒殺疑惑をかけられても、マイペースな彼女は意に介さない。「人はなぜ、愛するのでしょう」今日も王子と王女を振り回しながら、王城は大騒ぎ!
著者等紹介
遠藤遼[エンドウリョウ]
東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。2017年、『週末陰陽師~とある保険営業のお祓い日報~』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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よっち
23
賢者オーダルトに育てられ、友達がいなかった神域の魔法使いイザベラが、18歳の春に始原の森を出て、陰謀蠢く王城へ向かう洋風ファンタジー。オーダルトから王城に向かい、自らの力を隠してウイリアム王子やアリス王女を助けるよう告げられ、ひょんなことから王子の居候となったイザベラ。その立ち位置から鶏の死骸を部屋に投げ込まれ、王妃の毒殺疑惑をかけられても意に介さず、そのマイペースっぷりで王子と王女を振り回していた彼女が、やがて壮大な陰謀に巻き込まれていく中で、かけがえのないものを見出していく結末はなかなか良かったです。2025/09/01
ICHI (atomic)
4
『これ、いじめですか?嬉しいわ。初めてなの』 賢者に育てられた最強魔法使いの初めての仕事は…王子の居候? 事件だらけの王城で、すっとんきょうな友達づくりがはじまる… サイン本につられて購入したけど読了までに時間かかりすぎた😓何回も開いては閉じては… 2025/10/22
L_apis
3
面白かった〜。帯に描かれていた台詞で買うのを決めたんだけど、帯の台詞の印象と本文のイザベラが全然違った。賢者に育てられた少女が、神様への信仰と信じる愛を携えて王城の陰謀に巻き込まれていくお話。イザベラは賢者に育てられただけあって内面がかなり成熟しているから、イザベラ視点になっている大部分が淡々と進む。心が荒れた場合も対処を知っているからすぐに凪いでしまう。面白かったのは、全編通して語られる愛の解釈。そして最後にでてくる悪の解釈。登場人物全員、もうちょっと躍動感があればもっと面白かったかな。2025/07/27
彼方
2
タイトルが面白そうだったから買って積んでた本。風邪ひいて休んでた間に読みました。うーん、面白くないことはなかったんだけど、私には合わなかった。 お話のテーマが壮大な割に、キャラクター造形がミニマムで既視感があるなと。いろんなファンタジー小説から抽出してきた感がどうにも否めなかった。中盤からイザベラの正体もわかってしまったので。 最後の悪との対話はハリポタ終盤のキングスクロス駅を思い出したりなどと。 タイガは最近私の中で当たり外れが大きいな…。2025/10/09




