ふたり暮らしの「女性」史

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ふたり暮らしの「女性」史

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065388679
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報


彼女たちの涙の意味が、ふとわかる瞬間がある。

明治・大正・昭和――およそ100年前、結婚ではないパートナーシップを選びとった女性たちがいた。
残された数少ない資料と貴重な証言を手がかりに、その知られざる歩みをたどる。

********************
脚本家・吉田恵里香さん推薦!

女が「普通」の道から外れると、なぜか事細かな理由や背景を求められる。
誰かが縛った「普通」ではなく、人生の選択肢や彩りは自分で決めるべきだ。
この本には自らの道を進んできた愛と傷の歴史が詰まっている。
********************

「「女性」を歴史に残すこと、歴史のなかの生活が軽視されがちなこの社会で、ふたり暮らしを実践した人たちの、消えそうな足跡をたどってみたい。」

【目次】
序章 ふたりだけの部屋で生きる
第1章 語られなかったふたり暮らし――人見絹枝と藤村蝶
第2章 帝国日本とふたり暮らし――飛行士たち
第3章 主従関係とふたり暮らし――五代藍子と徳本うめ
第4章 語り継がれるふたり暮らし――斎藤すみと芳江

【装画】
大塚文香

【装幀】
脇田あすか+關根彩

内容説明

明治・大正・昭和―およそ100年前、結婚ではないパートナーシップを選びとった女性たちがいた。残された数少ない資料と貴重な証言を手がかりに、その知られざる歩みをたどる。

目次

序章 ふたりだけの部屋で生きる
第1章 語られなかったふたり暮らし―人見絹枝と藤村蝶
第2章 帝国日本とふたり暮らし―飛行士たち 馬淵てふ子と長山きよ子
木部シゲノと○○
第3章 主従関係とふたり暮らし―五代藍子と徳本うめ
第4章 語り継がれるふたり暮らし―斎藤すみと“芳江”

著者等紹介

伊藤春奈[イトウハルナ]
1978年生まれ。編集者・ライター。2020年より女性史を中心とした出版プロジェクト「花束書房」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

63
【一人だろうと誰が横にいようと、生きる選択肢はもっとたくさんあってほしかった】100年前に、結婚ではないパートナーシップで、ふたり暮らしを実践した女性たちがいた! 残された資料と証言を手がかりに知られざる歩みをたどった書。巻末に、詳細な参考文献。強く推す!<家制度は滅んだはずなのに家父長制は亡霊のように社会のいたるところで顔を出し、異性愛主義、男女二元論を固めている。しかも多くの人がそれに疑問を抱かずに生きている。では具体的に何がどう、変わらないのか。この先、変化は訪れるのか。それが知りたくて>、と――⇒2025/08/31

ケイトKATE

24
明治、大正、昭和と、男性中心社会の日本で、結婚を選択せず同性同士で生きることを選んだ「女性」たちを追った一冊。異性愛と結婚して家庭に入ることが当たり前だった時代に、自分らしく生きることを選び、同性のパートナーと生きた姿は、激しい偏見による心の傷が痛々しいが、誰よりも真っ直ぐに生きて凛としたものを感じた。女性たちの生涯を書いた本は数多くあるが、同性パートナーと共に生きたという視点で書いた本書には、常識に囚われず人生に多くの選択肢があり可能性があることを気付かされた。 2025/06/14

りらこ

23
ものすごく、ものすごく良い。まだまだ家父長制の影響のある世の中だけど、少しずつ変わりつつある。この本はたくさんの気づきであふれている。そして言語化するために言葉って大切だと思う。この時代は「男装の麗人」という言葉で理解できない存在を一括りにして、自分たちのものさしを当てて、わかりやすい枠にあてはめて満足していたようだ。いまはそうではない、だからこそこれからはそうではない世の中になっていくべき。これは良書。読んで良かった。2025/04/03

ぷく

13
多様性と言う言葉すら無かった当時、男性基準の『普通』の中で生きた彼等より能力も行動力高かった彼女達。特に人見絹枝の人生は重圧と苦悩に満ちていた。静かなふたり暮らしがせめてもの救い。(図)2025/05/02

shikada

13
明治・大正・昭和の頃、嫁に行くことがスタンダードの時代に「女性」の二人暮らしを選んだ人びとにフォーカスを当てた一冊。ありそうでなかった切り口でぐいぐいと読んだ。そうした人びとへの当時の言説や報道はちょっと時代を感じるものが多かった。現代で自分自身のまわりにも、女性どうしでルームシェアしている話は珍しくないものになっていて、それが可能になっているのはきっと本書に登場したような人びとの有形無形の訴えや活動の積み重ねがあったからなのだろうと思う2025/04/05

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