ブルーバックス<br> からだの「衰え」は口から 歯と健康の科学―健康寿命を左右する口のケアの最前線

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ブルーバックス
からだの「衰え」は口から 歯と健康の科学―健康寿命を左右する口のケアの最前線

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065388532
  • NDC分類 497.9
  • Cコード C0247

出版社内容情報

体の衰えは口から始まる! 「歯周病やむし歯が全身に影響?」「 むせや滑舌の低下は要注意」など、歯と健康の驚きの関係に最新科学で迫る。巻末には、専門家が伝授する正しい歯磨きの方法や、気になる疑問をまとめたQ&Aも。全世代必読の科学的健康書。

目次

序章  「健康」は口から――日本人の歯の現状
第1章 口の中に広がる世界――知っているようで知らない構造
第2章 「噛む」を科学する――咀嚼は脳と口の共同作業
第3章  歯周病とむし歯――歯の健康と全身の病気との関わり
第4章  中高年は歯のケアが健康のカギ――歯を守って「衰え」を防ぐ
第5章 「歯が抜けた」から始まる連鎖――フレイルサイクルに陥らないために
第6章  高齢者の歯科治療
第7章  最新歯科技術はどこまで進んでいるか
第8章  健康長寿を口もとから
実践編  今日から始める 「正しい歯磨き」
付録1  歯磨き よくある疑問 Q&A
付録2  歯にまつわる素朴な疑問 Q&A

内容説明

口と全身の健康を守る、歯科治療&研究の最前線!食べる、話す、表情をつくる―健康や生活の質を支える口腔。そこで起きるトラブルは単なる「口の問題」にとどまらない。認知症や心疾患、糖尿病など、全身の病気との関連が指摘される歯周病。口腔の機能が衰える「オーラルフレイル」は放置すると要介護状態に至ってしまうことも。口からの“サイン”を見逃さず、健康寿命をのばす方法は?最新の研究をまじえながら、口腔の構造、病気のメカニズムから治療技術まで、高齢者歯科治療の第一人者が徹底解説!

目次

序章 「健康」は口から―日本人の歯の現状
第1章 口の中に広がる世界―知っているようで知らない構造
第2章 「噛む」を科学する―咀嚼は脳と口の「共同作業」
第3章 歯周病とむし歯―歯の健康と全身の病気との関わり
第4章 中高年は歯のケアが健康のカギ―歯を守って「衰え」を防ぐ
第5章 「歯が抜けた」から始まる連鎖―フレイルサイクルに陥らないために
第6章 高齢者の歯科治療
第7章 最新歯科技術はどこまで進んでいるか
第8章 健康長寿を口もとから
実践編 今日から始める「正しい歯磨き」

著者等紹介

水口俊介[ミナクチシュンスケ]
1958年、愛媛県生まれ。1983年、東京医科歯科大学(現・東京科学大学)歯学部卒業。1987年、同大学大学院歯学研究科修了(歯学博士)。同大学助手、同大学大学院講師、助教授などを経て2008年、同大学大学院医歯学総合研究科全部床義歯補綴学分野教授、2013年、高齢者歯科学分野教授に就任。2020~2021年には同大学歯学部附属病院長を務める。2024年より同大学名誉教授。歯科補綴学と高齢者歯科学を専門とし、デジタル技術を用いた全部床義歯(総入れ歯)の製作や高齢者の口腔機能についての研究を精力的に行う。日本老年歯科医学会理事長などを歴任。テレビ、ラジオなどのメディア出演も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kum

13
歯の健康を守ることは、食事や運動と並び健康寿命を延ばすことにつながる。歯が多く残っていても歯磨きが十分にできなくなると逆に良い状態で維持することが難しくなることや、高齢になりさまざまな機能が低下していくきっかけとなり得るのが「社会性の維持」(精神的な活力や口腔リテラシーの低下にもつながる)だということなど勉強になることが多い。大事なのはとにかく歯磨きと歯科医院での定期的なケア。巻末には丁寧な歯磨き指導も。フッ素成分を口内に長く留めておくためにうがいは盃1杯くらいでそっと、とは知らなかったが今日から実践。2025/04/26

kuukazoo

12
歯周病は歯を失うだけでなく糖尿病や心疾患などのリスクを高める。高齢になっても自分の歯を残すことは大事だけどその分むし歯にもなりやすい。歯を失ったり咬む力が弱まったり滑舌が悪くなったりというオーラルフレイル状態を放置すると、食べられるものが限られ栄養バランスが悪くなり、身体機能の低下につながる。確かに歯の調子が悪いとそれだけでQOLが下がるのはよくわかる。歯磨き&かかりつけの歯医者を作り定期的にメンテナンス、という結論に尽きるのだけど、こんなに口腔ケアが重要とは思わなかったよ...がんばる。2025/03/18

mawaji

5
日経夕刊でサイエンスライターの竹内薫氏が勧めていたので手に取りました。「からだの衰えは口から」という副題が示すとおり口腔ケアは健康寿命を左右する大事なポイントで、高齢化の今まさにしっかり取り組む必要があるでしょう。私も遅ればせながら3年前から歯科通院を再開し今まさに人生で最も自分の歯と真剣に向き合っていたところ、遅すぎることはないと信じよう。「パ」「タ」「カ」の5秒間オーラルディアドコキネシスチェック、6回言えればいいのね。口の健康管理の基本は「歯磨き」なのですね。歯の治療やケアは生涯にわたって続くのだ。2025/03/07

Go Extreme

1
口腔の重要性:口は消化器入口 食事 呼吸 会話等 多機能 全身健康と密接に関連 歯周病:歯垢原因 歯槽骨破壊 糖尿病 認知症 心疾患 誤嚥性肺炎リスク増 虫歯:細菌 酸による歯の溶解 高齢者は根面う蝕注意 加齢と口腔機能:睡眠老化と同様 口腔機能も低下 オーラルフレイル 「噛む」力:脳活性化にも影響 咀嚼能力低下は栄養不良 認知機能低下リスク 予防とケア:基本は歯磨き 定期歯科検診 栄養バランス良い食事 最新デジタル技術活用(口腔内スキャナー) 結論:口腔ケアは健康寿命延伸の鍵 早期からの意識と実践が重要2025/04/18

ハマのプー

1
歯の健康が身体の健康に繋がることを教えてくれる一冊。歯周病が心臓病や他の病気に繋がるのも怖いが、歯を失うことで身体が摂取する栄養バランスが崩れるというのも恐ろしい。健康長寿は運動や規則正しい生活以外にも、歯や口腔内の状態を健やかに保つことも大事だと分かる。巻末の「正しい歯磨きの方法」には15分かかるというが、今日から正しい歯磨きを試してみよっと。2025/04/10

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