出版社内容情報
一本の木に連なる、いきものたちの命の輝きを描いた物語。
2023年BIB(ブラチスラバ世界絵本原画展)出展作『ほんやねこ』が全国巡回展示中の石川えりこの新作。
内容説明
ぼくたちのたべたみのたねがおおきな木になるの?一本の木をめぐるいのちのつながりのものがたり。
著者等紹介
石川えりこ[イシカワエリコ]
福岡県嘉麻市生まれ。デザイナーをへてイラストレーター・絵本作家となる。絵本作品に、2015年第46回講談社出版文化賞絵本賞受賞、2015年BIB(ブラチスラバ世界絵本原画展)出展作『ボタ山であそんだころ』(福音館書店)、「ホワイト・レイブンズ2019」選定作『かんけり』(アリス館)、令和2年度厚生労働省 社会保障審議会推薦 児童福祉文化財 特別推薦作『しぶがき ほしがき あまいかき』(福音館書店)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たくさん
3
キツネの成長と木に実がなって新しい木がまた生えてくる。だけれど一番生命力が強い木に我々の想いをとても込める。いつか帰ってきたい実家の温かさのように。季節は過ぎていく。だけれど日常のいつもの思いは消えゆかない。同じものをまた観にやってくる。そんな季節の移ろいを、毛の一本の強さ木や草の一本の質感をいくつかの同じ向きの線で表してある力強さが印象に残る本でした。2025/05/13
mntmt
3
木の素晴らしさ。2025/05/21
チタカアオイ
2
【図書館】2025/07/02
はる熊猫
2
命の息吹を感じる絵本。きつねの母親の表情が優しいところがグッとくる。2025/05/15