出版社内容情報
新人キャバ嬢のみいちゃんは、ちょっと足りない女の子。
お客さんに本名をバラしたり、SNSに女の子の写真を無断であげたり
トラブルメーカーとして敬遠されてしまう。
危機感0、デリカシー0、忍耐力もちょっと低め。
それでも山田さんは、みいちゃんから目が離せない。
小さな家族ハムカツと、元会社員の新キャストニナちゃん、
キモオタ系のお客さんシゲオ。
そしてみいちゃんの――――――彼氏。
新たなメンバーが加わり、一層 賑わう夜の街。
2012年。4月が、はじまる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
RoughMagician
5
面白いんだけど、読み進めるほど気落ちする。ヤバい出生と環境の悪さから、救いになるかもしれなかった選択を取れなかったのが、かなりクる。ADHDっぽい娘の、上手く出来ない苦悩もしんどい。読んでて暗い気持ちになるけど、最期まで読了したい作品。2025/06/10
ニックネーム(最大255文字)
4
みいちゃんの出自が知的障害の兄妹による近親相姦の結果生まれた子であることが明らかになったの、あまりにも凄絶すぎる。実際、知的障害者が近親相姦を行う(男の知的障害だと母親を犯そうとすることもある)例は珍しくないのだが、漫画で描かれるのは初めて見たかもしれない。2025/07/19
たかし
4
新たにADHDっぽいキャバ嬢が登場したが、メインはみいちゃんの回想編。問題行動は小学校時代からあって、それは本人の問題だけではなく、親の問題、学校側の問題と複雑に絡み合っている。クラスでは「いじられキャラ」としての居場所があったとしても、ウケを狙ってというわけでそうなっているのではないから、単にバカにされているだけ。決して本人の望んだ場所にはいないのだ。知的障害があって思考力が劣っていたとしても、健常者と同じように心はあって、傷つき、苦しむこともあるのだな…。次の中学生編にも期待。この漫画は最後まで買う。2025/03/21
なーちゃま
3
まさかの遺伝子の問題だった、しんどい…。『アルジャーノン』みたいな無垢な子だったら救いがあったけど、みいちゃんにはある程度の自我とプライドがあるのが複雑。2025/07/09
ジョン・ドゥ
2
DV彼氏に殴られてお金を払う。チョロ過ぎる!?それにしてもみいちゃんの生まれが近親相姦の忌み子って衝撃ぶっ込んで来たけど特殊学級って中学から行くのだと思っていたけど親が世間体を気にして無理やり行かせていたと知り驚愕した。ひぇぇ~;;2025/08/04
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