出版社内容情報
新人キャバ嬢のみいちゃんは、ちょっと足りない女の子。
お客さんに本名をバラしたり、SNSに女の子の写真を無断であげたり
トラブルメーカーとして敬遠されてしまう。
危機感0、デリカシー0、忍耐力もちょっと低め。
それでも山田さんは、みいちゃんから目が離せない。
小さな家族ハムカツと、元会社員の新キャストニナちゃん、
キモオタ系のお客さんシゲオ。
そしてみいちゃんの――――――彼氏。
新たなメンバーが加わり、一層 賑わう夜の街。
2012年。4月が、はじまる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかし
1
新たにADHDっぽいキャバ嬢が登場したが、メインはみいちゃんの回想編。問題行動は小学校時代からあって、それは本人の問題だけではなく、親の問題、学校側の問題と複雑に絡み合っている。クラスでは「いじられキャラ」としての居場所があったとしても、ウケを狙ってというわけでそうなっているのではないから、単にバカにされているだけ。決して本人の望んだ場所にはいないのだ。知的障害があって思考力が劣っていたとしても、健常者と同じように心はあって、傷つき、苦しむこともあるのだな…。次の中学生編にも期待。この漫画は最後まで買う。2025/03/21
わーぷ
0
知的障害者のキャバ嬢みいちゃんのお話。みいちゃんの彼氏がお金持ってこないと暴れる上に急に優しくなるDV野郎だったり、みいちゃんの過去話が始まったと思ったら両親が実の兄妹だったり、母親も知的障害を持っていそうだったり、祖母はご近所の体裁ばかりを気にしていたりで、もうずっとしんどい。1巻の1話で結末が明示されてるから、最後まで救いがないお話なんだろうな・・・。 2025/04/30