講談社文庫<br> フォマルハウトの三つの燭台 倭篇

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講談社文庫
フォマルハウトの三つの燭台 倭篇

  • 神林 長平【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065386811
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報


殺したのは自分自身?
気が変になりそうだろ?

AI家電の自殺疑惑、非実在の隣人を殺したと主張する被告人・・・
次々に発生する起こりえない事件。
日本SF界の巨匠が描く、地続きの未来の「真実」とは。

想像する力を侮ってはならない。

〈読者は現実と妄想は区別できるという常識を揺さぶられ、今いる現実はリアルなのか、実は妄想なのかを考えてしまうのではないか。(略)
本書は、人間の想像力がいかに強い力を持っているかから始まる。それは、人間が想像したテクノロジーが次々と現実に作られていることからも分かるが、想像力が切り開いてきた科学技術の発達が、恩寵なのか、災厄なのか判然としないケースもある。本書は人類の未来を明るく照らすために、想像力をどのように使うべきかも示しているのである〉――末國善己(解説より)

知能家電管理士である「ぼく」の仕事は、家電製品たちの仲を取り持つこと。
きょうトースターが死んだ。
自殺かもしれない。
困り果てた「ぼく」と、友人で生来の自由人・太田林林蔵の前に現れたのは、角の生えた愛らしい兎。
それは〈フォマルハウトの使い〉だという。
日本SF界の巨匠が放つ想像力迸る野心作。

内容説明

知能家電管理士である「ぼく」の仕事は、家電製品たちの仲を取り持つこと。きょうトースターが死んだ。自殺かもしれない。困り果てた「ぼく」と、友人で生来の自由人・太田林林蔵の前に現れたのは、角の生えた愛らしい兎。それは“フォマルハウトの使い”だという。日本SF界の巨匠が放つ想像力迸る野心作。

著者等紹介

神林長平[カンバヤシチョウヘイ]
1953年、新潟県新潟市生まれ。’79年、短編「狐と踊れ」で作家デビュー。「敵は海賊」、「戦闘妖精・雪風」シリーズなどで数多くの星雲賞を受賞し、’95年、『言壺』で第16回日本SF大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つきかげ🌙

8
三つの燭台が灯ると世界が消える。 現実と仮想を行ったり来たりで、ついて行くのが大変だった。2025/07/25

スプリント

7
中々難解。 じっくり読むと理解できてプロットの複雑さが快感につながる。2025/05/02

いると

3
「三つの燭台に火を灯すとき世界が終わる 光に圧殺されて闇が息絶えるからである」火を灯したものに真実を見せる3つの燭台を巡る話。世界が終わるかもしれないというのに始終コミカルに話は進んでいくが、神林さんの話は常に「私は何者であるのか、現実とはなにか」と問い続けている。この話もそうだ。燭台はそれを導く道行きの明かりでしかない。理屈と屁理屈が重なり合い、現実と虚実が混ざり合い曖昧な世界に腹落ちがしたところで明かりは消える。色んな意味で恐ろしく、それでいて楽しくていいお話でした。2025/07/14

キュー

3
トースターが自殺した、という始まりでどうなるんだこの話とAIとか人工知能のシンギュラリティとかってSF的に展開していくのかと思いきや、なんかもうよく理解出来ない感じに展開していってラストそうなっちゃうのか〜と読んでいて疲れたかもしれん。最後にもうちょっと盛り上がりというか爽快感みたいなのが欲しかった気もする。登場人物が少ないのに意識とか時間とか超越していってスケールが大きいんだか実は結構パーソナルな話なのか?とか色々と考えながら読めたのは楽しめたかも。倭篇とか付いているので続編とかもあり得るのかね。2025/05/19

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