出版社内容情報
西洋中世唯一の女性歴史家、ビザンツ皇女アンナ・コムネナの数奇な運命を鮮やかに描く!
最終6巻!
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脚本家 吉田恵里香さん推薦!
(代表作 連続テレビ小説『虎に翼』 アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』)
今、私達が当たり前にように持つ権利や選択肢は、過去にその道を開拓してきてくれた誰かのお陰だ。アンナがいなければ、私達の手の中にある選択肢の数は大きく変わっていたかもしれない。
アンナの壮絶な人生をポップに愛らしく大勢の読者に届くように描き続けた佐藤二葉先生に心からの拍手を送りたいです。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aisu
23
彼女の生涯はwikiで読んでいたので、それをどう描くのかなと思っていた。なるほど〜。完結して良かったです。初期から伏線もはられていたのだなあと思うと、作者さんの思い通りに描けたんだろうな。良かったです。2025/02/20
みやしん
12
千年も前に時代へ風穴を開けようとした女性の一代記・・・アカン、おんなじ名前が多すぎるなんてもんじゃない。最後が駆け足だったのが惜しい。2025/04/28
akubi@中四国読メの会参加中
7
なかなか面白かった2025/04/03
ぽちまるこ
7
井上浩一先生の『ビザンツ皇妃列伝』で存在を知ってから、気になっていたアンナ・コムネナの漫画があると知り、既刊分を大人買いして以来追いかけてましたが、とうとう完結。最後が駆け足気味で、政争に敗れ修道院に入った後に亡夫の後を継いで歴史書を著すあたりがやや物足りなかったですが、それでも最後まで描き切られてお疲れ様でした。ふたば先生のお話を聞きたくて、名大の歴史フェスに参加したのもいい思い出です(笑)2025/02/05
tafuaruruku
6
素晴らしかった。長い長いキャッチボールを受け止めた感覚。ニケフォロスの思いやりや、ヨハネスがアンナのとある事情に気づいたところで不覚にも泣いてしまいました。それくらい良かったです。 やっぱりアスクークが要でしたね。途中退場した人も再登場したりと、嬉しいサプライズも詰め込まれています。気になってwikipediaで見た結末よりも何倍も生き生きとして光に溢れる締めくくりでした。読めてよかったー!心より感謝を! 2025/02/11
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