出版社内容情報
「はりねずみのルーチカ」シリーズ14冊目は、フェリエの森にまよいこむ”人間のこども”の物語です。
ある日、はりねずみのルーチカが目を覚ますと、りんごの木の根もとに、人間の女の子を見つけました。
「ひとびとの国」からフェリエの国に人間がまよいこむことなんて、いまままでありませんでした。
女の子は妖精の魔法の力で、この世界にやってきてしまったようです。
ルーチカと女の子は時間と空間のすきまを探し、帰りかたを見つけることにしました。
フェリエの森の優しいルーチカとなかまたちに出会うことで、
かたくなだった、女の子の気持ちが少しずつ変わっていきます……。
悩みの答えは身近なところにあることを、そっと教えてくれる優しい物語。
シリーズ完結巻!
※北見葉胡さんの美しいカラー挿絵が入り、ますます楽しい物語になっています!
内容説明
シリーズ完結!「思いやりの気持ち」が育つ。10年以上愛されているロングセラー。時間と空間のすきまから、「人間のこども」がやってきました。小学中級から。
著者等紹介
かんのゆうこ[カンノユウコ]
東京都生まれ。東京女学館短期大学文科卒業。令和6年度の小学校教科書『ひろがることば 小学国語二上』(教育出版)に、絵本『はるねこ』(絵・松成真理子/講談社)が掲載される
北見葉胡[キタミヨウコ]
神奈川県生まれ。武蔵野美術短期大学卒業。2005年、2015年に、ボローニャ国際絵本原画展入選、2009年『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(作・小手鞠るい/講談社)が、ボローニャ国際児童図書賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火