講談社文庫<br> 漆花ひとつ

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講談社文庫
漆花ひとつ

  • 澤田 瞳子【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065383704
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

変転する時代を生きのびろ!

平安末期、貴族の世から武士の世に時代が移ろうとする都を舞台に、権力者に翻弄されながらも懸命に生きる人々
の姿を描く。
二十二年前に討たれたはずの悪対馬守が二人舞い戻り、「我こそが本物」と衝突する表題作、内裏に勤める楽人が琵琶の達人を帝の師に迎えるため奔走する「鴻雁北」など至高の五編収録。

必死に足掻いて生き続けるのさ。この国の政がどうあろうともーー。

宮廷を覆う不穏な影。
猛き者たちの世へ時代が移ろう中で、滅びゆくものと、生き続けるもの。
歴史小説の一等星、澤田瞳子が描く至高の短編集。

内容説明

平安末期、貴族の世から武士の世に時代が移ろうとする都を舞台に、権力者に翻弄されながらも懸命に生きる人々の姿を描く。二十二年前に討たれたはずの悪対馬守が二人舞い戻り、「我こそが本物」と衝突する表題作、内裏に勤める楽人が琵琶の達人を帝の師に迎えるため奔走する「鴻雁北」など至高の五編収録。

著者等紹介

澤田瞳子[サワダトウコ]
1977年京都市生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院博士前期課程修了。2010年『孤鷹の天』で小説家デビュー。同作により第17回中山義秀文学賞を受賞。’12年『満つる月の如し』で第2回本屋が選ぶ時代小説大賞ならびに’13年第32回新田次郎文学賞を、’16年『若冲』で第9回親鸞賞を、’20年『駆け入りの寺』で第14回舟橋聖一文学賞を、’21年『星落ちて、なお』で第165回直木賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Y.yamabuki

17
時代は、平安末期。権力争いに巻き込まれる 中、下層の人々を描く短編集。実在の人物と絡ませ、こんなやり取りが有ったかもしれないと思わせてくれる。史実の影に隠れた人々の心情が見事に表されている。時代特有のものも有れば、現代社会に通じるものもある。女の嫉妬や自立を扱った「白夢」身分が有っても男性次第という人達より女医師の阿夜は自分は幸せなのかもしれないと考える。 「滲む月」は謎解きというか、仕掛けが有って面白い。信西の息子澄憲が、なかなかの切れ者。2025/05/18

いっちゃん

15
1130年から1165年までのギュッと短い期間の短編集。鳥羽、後白河の辺り。あの平清盛、頼朝のお父さんは、こんな風だったのかと時代の流れや事件も勉強になりました。入り組んだ狭い人間関係の中で揉める上級権力者、それに翻弄される中下層の人々。明日をも知れぬ日々を、この時代の人たちは本当にどう過ごしていたんだろう。作品は澤田さんの妄想にはちがいないけれど、読んでいる間その時代にタイムマシンで出かけたような気になりました。2025/05/15

KT1123

4
平安末期、摂関政治から院政へ、そして平家が頭角を顕してくる時代が、大体年代順に並んだ短編5篇。各話の主人公は歴史の表舞台に出てこない、市井の人や上流貴族の召使い的な立場の、激動する政治に翻弄される人達。その時代の「普通の人」の生活とか考え方が身近に感じられるものが多くて、興味深く読みました。2025/03/08

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