出版社内容情報
秀吉軍対北条家。膠着する籠城戦の中、忍者たちは小田原城を舞台に闇の中で激しく戦っていた。書下ろし歴史小説・新シリーズ第1作!
天正18年(1590年)、関東の雄である北条氏の本拠・小田原城が関白・豊臣秀吉の軍勢に囲まれていた。その数、10万。総勢では20万。もはや北条方に勝ち目はなかった。そんな籠城戦の中、徳川家康は伊賀忍者の服部半蔵を城中に潜入させようと画策していた。北条家の当主・氏直は家康にとって娘婿であり、包囲側の身としては困った立場にあったのだ。秀吉に謀反を疑われかねない。北条家をこの戦に導いた前当主の氏政をさらい、秀吉に謝らせるのが家康の狙いだった。だが、北条には風魔という忍者集団がいて……。
内容説明
天正十八年(一五九〇年)、北条家の本拠・小田原城が関白秀吉の軍勢二十万に攻められた。北条に勝ち目のない籠戦で、徳川家康は伊賀忍者の服部半蔵を城に潜入させる。だが、北条方の忍者・風魔小太郎が立ちはだかる。闇の中で交えられる刃。最凶の忍者戦が繰り広げられる!
著者等紹介
矢野隆[ヤノタカシ]
1976年福岡県生まれ。2008年『蛇衆』で第21回小説すばる新人賞を受賞。その後、『無頼無頼ッ!』『兇』『勝負!』など、ニューウェーブ時代小説と呼ばれる作品を手がける。’21年から始まった「戦百景」シリーズは、第4回細谷正充賞を受賞するなど高い評価を得た。また’22年に『琉球建国記』で第11回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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イシカミハサミ
keisuke
ok_ak0203
田中秀哉