出版社内容情報
「この家が好き?」「嫌いです。一日だっていたくありません」
前世の記憶を思い出した公爵令嬢のリリアは、自分が無実の罪で処刑される悪役令嬢に転生したことに気づく。
断罪を回避するため自分を虐げる毒親の所業を王妃に訴え、リリアは王家の養子になることに成功した。
リリアの知る小説ではラスボスと恐れられる王妃も彼女には優しく、その息子、フェルト王子とも仲良くなる。
王宮で魔力の才能を伸ばすリリアは、やがて王家と貴族の派閥争いにより、王族の資質を問われることに――。
ラスボスの娘になったリリアの物語が今、始まる!
【目次】