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出版社内容情報
【朝に多い】 → 心筋梗塞・脳梗塞・くも膜下出血・不整脈
【月曜日に増える】 → 狭心症
【冬に3割増】 → 心臓死
病気が生じやすい“魔”の時間帯はなぜ存在するのか?
〈体内で時を刻む精巧なメカニズムが、健康と病気をコントロールしていた!〉
脈拍や呼吸、睡眠はもちろん、細胞分裂やたんぱく質の製造まで、人体はさまざまなリズムにしたがって「いつ」「何を」おこなうかを精密に決めている。そのリズムの乱れが、健康を害する引き金になっていた。
「朝」「月曜日」「冬」など、病気が生じやすいタイミングがあるのはなぜか?
脳出血や心臓性急死にみられる約1.3年のリズムの正体とは?
薬が効く時間、効かない時間はどう決まるのか?
それらを治療に活かす方法は?
時計遺伝子やカレンダー遺伝子の機能としくみから、体内時計を整える食品まで、生体リズムに基づく新しい標準医療=「時間治療」をわかりやすく紹介する。
内容説明
脈拍や呼吸、睡眠はもちろん、細胞分裂やたんぱく質の製造まで、人体はさまざまなリズムにしたがって「いつ」「何を」おこなうかを精密に決めている。そのリズムの乱れが、健康を害する引き金になっていた!「朝」「月曜日」「冬」など、病気が生じやすいタイミングがあるのはなぜか?脳出血や心臓性急死にみられる1.3年のリズムの正体とは?薬が効く時間、効かない時間はどう決まるのか?それらを治療に活かす方法は?時計遺伝子やカレンダー遺伝子の機能としくみから、体内時計を整える食品まで、生体リズムに基づく新しい標準医療=「時間治療」をわかりやすく紹介する。
目次
序章 体を守る「体内時計」、病気をもたらす「時差ぼけ」
第1章 病気になりやすい“魔”の時間があった!―時間を考慮した治療はなぜ重要なのか
第2章 生命はどう時を刻むのか?―時計細胞と時計遺伝子のからくり
第3章 時間治療を理解するための基礎知識
第4章 生活治療が効きやすい時間、効かない時間―時間治療1
第5章 「時間診断」で高血圧を治す―時間治療2
第6章 「薬の効果が増大する時間」を利用する―時間治療3
第7章 「体内時計の乱れを治す薬」を創る――時間治療4
第8章 「アンチエイジング」の時間治療―秘密のカギは宇宙飛行士が握っていた
第9章 時間治療が切り拓く「新しい標準医療」
著者等紹介
大塚邦明[オオツカクニアキ]
東京女子医科大学名誉教授。ミネソタ大学ハルバーグ時間医学研究センター特任研究員。東京女子医科大学特定関連施設戸塚ロイヤルクリニック所長。1948年、愛媛県生まれ。九州大学医学部卒業後、高知医科大学を経て、東京女子医科大学教授、同大学東医療センター病院長、宇宙航空研究開発機構(JAXA)客員研究員などを歴任。専門は高齢者総合内科学、睡眠医学、時間医学。日本自律神経学会会長、日本時間生物学会会長、世界時間生物学会会長などの要職を務めてきたかたわら、ミネソタ大学との共同研究で「時間治療」の発展・実践に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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