ブルーバックス<br> 時間治療 病気になりやすい時間、病気を治しやすい時間

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ブルーバックス
時間治療 病気になりやすい時間、病気を治しやすい時間

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065379257
  • NDC分類 492
  • Cコード C0247

出版社内容情報

【朝に多い】 → 心筋梗塞・脳梗塞・くも膜下出血・不整脈
【月曜日に増える】 → 狭心症
【冬に3割増】 → 心臓死
病気が生じやすい“魔”の時間帯はなぜ存在するのか?

〈体内で時を刻む精巧なメカニズムが、健康と病気をコントロールしていた!〉

脈拍や呼吸、睡眠はもちろん、細胞分裂やたんぱく質の製造まで、人体はさまざまなリズムにしたがって「いつ」「何を」おこなうかを精密に決めている。そのリズムの乱れが、健康を害する引き金になっていた。

「朝」「月曜日」「冬」など、病気が生じやすいタイミングがあるのはなぜか?
脳出血や心臓性急死にみられる約1.3年のリズムの正体とは?
薬が効く時間、効かない時間はどう決まるのか?
それらを治療に活かす方法は?

時計遺伝子やカレンダー遺伝子の機能としくみから、体内時計を整える食品まで、生体リズムに基づく新しい標準医療=「時間治療」をわかりやすく紹介する。

内容説明

脈拍や呼吸、睡眠はもちろん、細胞分裂やたんぱく質の製造まで、人体はさまざまなリズムにしたがって「いつ」「何を」おこなうかを精密に決めている。そのリズムの乱れが、健康を害する引き金になっていた!「朝」「月曜日」「冬」など、病気が生じやすいタイミングがあるのはなぜか?脳出血や心臓性急死にみられる1.3年のリズムの正体とは?薬が効く時間、効かない時間はどう決まるのか?それらを治療に活かす方法は?時計遺伝子やカレンダー遺伝子の機能としくみから、体内時計を整える食品まで、生体リズムに基づく新しい標準医療=「時間治療」をわかりやすく紹介する。

目次

序章 体を守る「体内時計」、病気をもたらす「時差ぼけ」
第1章 病気になりやすい“魔”の時間があった!―時間を考慮した治療はなぜ重要なのか
第2章 生命はどう時を刻むのか?―時計細胞と時計遺伝子のからくり
第3章 時間治療を理解するための基礎知識
第4章 生活治療が効きやすい時間、効かない時間―時間治療1
第5章 「時間診断」で高血圧を治す―時間治療2
第6章 「薬の効果が増大する時間」を利用する―時間治療3
第7章 「体内時計の乱れを治す薬」を創る――時間治療4
第8章 「アンチエイジング」の時間治療―秘密のカギは宇宙飛行士が握っていた
第9章 時間治療が切り拓く「新しい標準医療」

著者等紹介

大塚邦明[オオツカクニアキ]
東京女子医科大学名誉教授。ミネソタ大学ハルバーグ時間医学研究センター特任研究員。東京女子医科大学特定関連施設戸塚ロイヤルクリニック所長。1948年、愛媛県生まれ。九州大学医学部卒業後、高知医科大学を経て、東京女子医科大学教授、同大学東医療センター病院長、宇宙航空研究開発機構(JAXA)客員研究員などを歴任。専門は高齢者総合内科学、睡眠医学、時間医学。日本自律神経学会会長、日本時間生物学会会長、世界時間生物学会会長などの要職を務めてきたかたわら、ミネソタ大学との共同研究で「時間治療」の発展・実践に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

94
体内時計は1972年発見され、1997年には時計細胞の中に時計遺伝子が発見された。現在、脳の体内時計を親時計、他の体細胞の体内時計を子時計と呼ぶ。サーカディアンリズムは時計遺伝子PERとCRYの転写が元になり、朝の日光と朝食が引き金となる。ヒトの体には24時間以外に約4時間、12時間、7日、1ヶ月、1.3年のリズムがあり、体内時計のしくみに基づき従来より効果の高い治療を目指す治療法を時間治療と呼び、今後の標準治療になり得るという。食と運動と睡眠の生活治療における時間治療こそ医療の基本となる。示唆に富む書。2025/02/09

ジョンノレン

46
体内時計が生命や健康の維持に極めて重要な役割を果たしており、これの乱れが健康に深刻な影響を及ぼすメカニズムを最新の研究成果に基づき丁寧に開示。体内時計の親時計は視床下部の視交叉上核で子時計は全身の細胞に数十兆個。睡眠・食事・運動や投薬や治療時期などについても体内リズムとのトータルな連関を見据えた全体感で捉えて自ら生活改善を試みることも出来る。朝たっぷり光を浴び欠かさず朝食を摂り、出来れば朝食から夕食までを12時間以内にして12時間+αのプチ断食、がリズム正常化の基本かな。新書版に濃密情報充実、絶賛お勧め。2025/06/11

風地

14
魅力的なタイトルです。時計細胞や時計遺伝子があり、宇宙磁場や地球磁場が時計遺伝子に影響を与えることで体内リズム(サーカディアンリズム以外にも様々なリズムがある!)が誕生した…人間も宇宙の一部ということに改めて気づかされます。どうすれば健康になるの?という視点で読んでいたのですが、そんな簡単な結論は書いていなかったです。リズムのずれは個々の差があるということから、治療に活かしていくのもこれからの技術ということでした。○○を○時に摂取すればコレステロールが下がる、的な安直なことを考えていた自分が恥ずかしい。2025/05/16

佐倉

13
24時間のサーカディアンリズムだけでなく12時間、3.5日、7日のリズムが体内に存在しておりそれら複数のリズムの内外のズレが健康に影響を及ぼしていることをクライやパーといった時計遺伝子や宇宙磁場との関係性の観点から論じている本。シフトワークのリスクや3食による身体のリズムの調整などといった身近な健康の話から、惑星の動きや太陽フレア、宇宙磁場が時計遺伝子に影響を及ぼしているという壮大な話まであってワクワクする。体内時計を持たない生物は地球に存在しない。生命の発祥と惑星運行には関係があるのかも。2025/02/21

おだまん

11
宇宙のリズムと生体リズム。時間薬理学に焦点を置いた一冊。高血圧一つにとっても型によってアプローチが異なってくるんだなぁ。ひとくくりにしてはいけない。本書では心疾患とがんについての話でしたが他の疾患についても興味あり。2025/02/16

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