講談社の創作絵本<br> くらげのパポちゃん

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講談社の創作絵本
くらげのパポちゃん

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  • サイズ A4変判/ページ数 40p/高さ 22X26cm
  • 商品コード 9784065376935
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

『からすのパンやさん』や『だるまちゃんとてんぐちゃん』など、今もなお読み継がれているベストセラー絵本を数多く残した、かこさとしさん。

かこさんの、戦争をテーマにした幻の遺作が見つかった――そうNHKが報じたのが2023年のことです。
見つかった原稿のタイトルは『くらげのパポちゃん』。しかし、見つかったのは原稿のみで、絵はついていませんでした。

かこさんの遺志を継いだのは、かこさんの孫である中島加名さん。奇しくも、かこさんが『くらげのパポちゃん』の原稿を書いたときと同じ年齢でこの作品に出会い、絵を描くことになりました。

『くらげのパポちゃん』に描かれているのは、戦争を二度と起こしてはならないというかこさんの強い思いです。その思いが祖父から孫へ、そして読者である子どもたちへと受け継がれる――それが、この絵本と言えます。

2025年は、終戦から80年にあたります。
太平洋戦争の時代に生きた、また、焼け野原となった戦後の日本で強く生き延びたと証言する人はかなりの高齢となり、鬼籍に入られた方も少なくありません。

一方、世界を見渡せば、この瞬間にも戦争が継続しており、多くの人々が命を落としています。
「戦争経験を語り継ぐ」「平和への想いをつなぐ」ことが重要なテーマとなっている今だからこそ、多くの人に伝えたい絵本です。

内容説明

祖父・かこさとしから孫・中島加名へ受け継がれた平和への想い―くらげのパポちゃんが、少年の戦死した父を探して大海原へ―話題の未発表原稿がついに絵本化。

著者等紹介

かこさとし[カコサトシ]
1926年、現在の福井県越前市に生まれる。工学博士、技術士(化学)。東京大学工学部卒業後、化学会社に勤務しながら、ボランティアで子どもたちと関わり、『だむのおじさんたち』で絵本作家としてデビュー。科学絵本も含め、著作は600冊以上に及ぶ。菊池寛賞、日本化学会特別功労賞、巖谷小波文芸賞など受賞多数。越前市にかこさとしふるさと絵本館「〓(らく)」、だるまちゃん広場(武生中央公園)がある。2018年5月没

中島加名[ナカジマカメイ]
1994年、神奈川県藤沢市に生まれる。国際基督教大学教養学部卒、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中退(文学修士)。野外イベント「ニシニカリシテ」主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

144
かこさとしの幻の遺稿に、孫の中島加名が絵を描き絵本化ということで読みました。 終戦の哀しみを乗り越えて、昇華していく物語、祖父&孫の見事な合作です。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006912.000001719.html2025/02/05

どぶねずみ

26
NHKラジオ第一『絵本で伝える平和への願い前編』拝聴。かこさんが生前に書き残していた文章をお孫さんの絵で絵本化されたもの。「戦争」という言葉すら知らなかったかもしれないパポちゃんが、少しずつ戦争について理解をしていく様子が感じられる。ひょっとしたら、誰かに「船知らない?」と聞いていたころは興味本位の冒険でしかなかったかもしれない。小さな子どもに戦争について伝えていくのは大切なことだけれど、とても生々しく酷なことに感じ、複雑な気持ちが交差した。絵本にしたことで未来に伝承しやすくなった良書。2025/05/10

ヒラP@ehon.gohon

21
Sカフェで読み聞かせしました。2025/04/23

七草

20
『からすのパンやさん』のかこさとしさんの未発表原稿が見つかり、孫の中島加名さんが絵を描いて完成した絵本。戦争で、南の海で亡くなって沈んだ漁師の甚吉さんを探すパポちゃん。くらげだけに、ゆらゆらした浮遊感がイイ!アンコウ大臣?や化けものカニ、ノコギリザメに襲われ(そうにな)る。パポちゃんはかわいいけど、戦争の悲惨さを伝える。2000年以降、四半世紀が経っても、世界中でいまだに続く戦争や紛争...。どれだけ悲劇を繰り返せば気が済むのか...。賢いのか愚かなのか分からない人類...。2025/04/26

スイ

16
かこさとしさんの文章に、かこさんの孫の中島さんが絵を描いた作品。 かこさんの言葉はもちろんなのだけど、中島さんの絵もとてもとても良い。 戦争の只中を書いたものではなくとも、戦争が奪うものの大きさ、その残酷さが伝わる。 作品全体を包む優しさが、平和への祈りを一層感じさせた。2025/03/23

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