講談社現代新書<br> 戦中派 死の淵に立たされた青春とその後

個数:
  • 予約

講談社現代新書
戦中派 死の淵に立たされた青春とその後

  • ご予約受付中
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ◆通常、発売日にウェブストアから出荷となります。
    ◆指定発売日のある商品は発売前日にウェブストアから出荷となります。
    ◆一部商品(取り寄せ扱い)は発送までに日数がかかります。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆表示の発売日や価格は変更になる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
    ◆ご予約品は別途配送となります。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B40/新書判
  • 商品コード 9784065376874
  • Cコード C0221

出版社内容情報

アイツが死んで、オレが生きた。誰にでもアイツがいた――。

戦没者が最も多かった1920~1923年生まれの若者たち。
青春を戦争に翻弄され、戦場で死の淵を覗いた彼らは、戦後、「なぜ死ぬのか」から「なぜ生きるか」への転換を強いられることとなる。死者という他者を内に抱えながら、高度経済成長の原動力となった数奇の世代の昭和史!

「一番割を食った世代」――安岡章太郎
「いかに生きるか、よりもいかに死ぬべきか、に心を砕いてきた」――中村稔
「私たち戦中派は、死の匂いの中で、死をめざして育った」――山田宗睦
「死者の身代りの世代」――吉田満

吉田満、古山高麗雄、山田風太郎、水木しげる、司馬遼太郎、山口瞳、安岡章太郎、遠藤周作、阿川弘之、三島由紀夫、山本七平、志垣民郎、杉本苑子、吉村昭、城山三郎、中村稔、吉本隆明、鶴田浩二、池部良、田村隆一、鮎川信夫、橋川文三、鶴見俊輔、矢内原伊作、中内功、塚本幸一、岡本喜八、安田武、渡辺清、千玄室、岡野弘彦、平井啓之、島尾敏雄、庄野潤三、向坊壽、辻邦生、北杜夫、山田宗睦……、彼ら戦中派が見た戦争、そして戦後とは?

【本書の内容】
・戦中派とは世代規定であり、自己主張である
・戦中派「コペル君」たちの豊かな生活
・吉田満たちの青春を伝える日記
・「いよいよ戦争がはじまりますかな」――開戦の日、そのとき彼らは
・生死を分けた徴兵猶予の停止
・「ああ、もう生きて帰れへんのや」――千玄室
・学生のズボンについた泥――出陣学徒壮行会
・そして新宿から誰もいなくなった
・あだ名は「お荷物」、医務室では「お得意さん」、戦場に出れば「敗残兵」――古山高麗雄
・中内功が体験した「人間の限界を問う飢餓」
・戦艦大和沈没後、吉田満はなぜ特攻を志願したか
・「日本は決して『自由』も『平和』も獲得していない」――山田風太郎
・遠藤周作が感じた1964年東京五輪後の「空虚感の苦しさ」とは
・古山高麗雄、安岡章太郎、安田武らの忘れがたい友人
・学徒兵のやり直しだった三島事件
・戦中派が作った勤勉システム
・戦中派の「サバイバーズ・ギルト」
・死んでなお続く物語
・「戦友会」という曲


【目次】

最近チェックした商品