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出版社内容情報
累計220万部突破!!(※紙+電子含む)
入院をして治療を受けるべき
子ども達が生活をする、児童精神科入院病棟。
本格的な一人立ちに向けて
病棟での研修を始めた志保(しほ)。
子ども達の入院治療に取り組むなかで、
ある一人の少年の担当をすることになるがーーー。
医師として、一人の人間として、
患者に接する度に試される覚悟。
志保は自分だけの
児童精神科医としてのあり方を見い出せるのか。
第19巻は「病棟」「担当患者」の2編を収録。
「全国学校図書館協議会選定図書」になった児童精神科医の物語に『コウノドリ』の鈴ノ木ユウ氏共感!!
「子どもの成長は嬉しい。ただ時に、親は不満を感じたり、不安になったり、自信をなくしてしまうことだってある。僕はそんな時、ただ息子を抱きしめます。この世にはこんなにも暖かいものがあるんだよって、いつも教えてくれるから。『リエゾン』を読み終わった後、ただ子どもを抱きしめてみてください」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
47
【児童精神科医を続ける自信がありません】一人立ちに向け病棟研修を始めた志保。担当の子どもに自殺未遂されてしまい、大学の指導教授に「私にしかできないことがあると、そんなふうに考えていたんですけど……どこかで思い上がっていたんだと思います」と悩みを打ち明ける。教授は、「私情を挟むと客観的な判断ができなくなるのはよくあることだ。誰かの決断を受けて自分の決断が変わることもあるだろう。そうやって人は常に余白を保ちつつリスクを引き受け、自分ができること自分じゃできないことを見極めながら、一人前になっていくんだ」と――2025/05/18
ぷにこ
4
病棟の患者の大変さがわかって自信をなくすのか?子どもに寄り添う医師になって欲しい。2025/02/08
かなっち
4
志保さんが児童精神科医としてのあり方を問われる、「病棟」「担当患者」の2編が収録された第19巻。本格的な一人立ちに向けて入院病棟での研修を始め、ある一人の少年を担当することになりました。その子が、病棟で自殺未遂を起こしちゃうのです。医師として一人の人間として試される覚悟に、彼女はどんな答えを出すのでしょうか。そんな中、尊敬する近藤医師も過去に大きな転機となった担当患者との思い出があるようで、それらが明かされる次巻が待ちきれません。ただ、患者に感情移入してしまう性格は、医師には向いていないかもしれませんね。2025/01/01
せっかちーぬ
3
病棟研修を始めた志保。彼女も感情移入が強すぎて、辛い思いをする傾向にありそう。病棟医師が言ってたことも正しい。分かるんだけどね。肝に銘じておかないと、のまれてしまうのだ。2025/03/20
Hachi_bee
3
なぜ自殺をしてはいけないのか。死にたい/死んでしまいたいと言う人、自殺したいと言う人にかける言葉は何が正解か。2024/12/15