- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 講談社 アフタヌーンKC
出版社内容情報
「ブス」といじめられた過去から、顔を隠して生きてきた知子と
美容研究家として活躍する「美人」の梨花は、
とあるきっかけからルームシェアをすることに。
「萌え絵」が好きなシェアハウスの管理人、
表現に悩む漫画家、
男性に好かれる見た目でいたいと思う女性…。
この社会で生きていくなかで、
どうしても切り離せない「見た目」の話に
まっすぐ切り込んだ話題作、第5巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パンダプー
11
やはりい良い! どの意見も全てに頷く。 ルッキズムについて浅いこと言ってる学者に読んでほしい。2024/11/21
夏休み
2
4巻でもういいかなと思ったけれど、こちらの感想を読んで5巻も購入しました。ルッキズムの問題は個人的すぎる拘りもあり、感じ方、捉え方も差が大きい。読んでいて坩堝から抜け出せない感じがしんどかったけれど、最後の衝撃の展開で物語としての区切りがつきそう。2024/12/18
笠
2
4 新刊読了。新たにオタク男性視点も描かれ、あらためて様々な視点から見える世界の違い、捉え方の違いが面白い。結局、立場の違う他者の視点もが理論的には理解できても、感覚的には共感できるものとできないものがあるわけで、そこですれ違い続けるのが人間なのかなぁという気もする。でもさすがに壁紙が萌え絵だったらセクハラっていうのは酷すぎない??とは思ったが。それもふくめ、常に加害者の立場とされる男性視点に共感するところは多かった。2024/12/05
yuko0611
2
コミックDAYSで少しずつ読んだ。一話一話が濃くて、いろいろ思い出したり考えたりするので、ちょっとずつ読むのにちょうどいい。同じことの繰り返しではなく、どんどん登場人物が増えて、別の切り口からルッキズムが語られる。こういうテーマの漫画は増えてきているけど、なかなかここまで切り込んだものは見かけない。もう5巻目だけど、ここまで全話読みごたえがあった。最後に思ってもいない動きがあったので、ここからの展開が気になる。2024/11/26
カエルやさん
1
ルッキズムというテーマから始まり、ジェンダー、オタク、女性表象へと繋がり、それらが全てルッキズムと切り離せないものとして向き合って描いているのがすごい。恋愛やセックスについてもきちんと向き合い、多様な視点で描いているところが好感度高い。ベテラン編集者が、自分たちがやってきたことが否定されるのが楽しみだと言うシーンがとても良い。2024/12/31