出版社内容情報
「長嶋さんの書く日常って素晴らしくしみじみ良いなあと思う」犬山紙子(解説より)
「コロナ以後、宙ぶらりんになったままの願いや欲望を、本書が慰めてくれた気がした」綿矢りさ
「不要不急の言葉で、僕の生活も止まった。この本を読んで、あの時期のごたついてた気持ちをひとつ整理してもらえた」藤井 隆
「伝えたい気持ちと、見つけたなにかを言葉にしていくことが、一日一日を支えてくれる」柴崎友香
夫の「俺」、妻の「私」、2歳の娘。
あの年。あの日々。思いが交錯し形をなす傑作小説。
緊急事態宣言で2歳の娘の通う保育園が休園になった。
マスクが店先から消え、プールもドラム教室も休みになり、ありとあらゆるものが静止したコロナ下でも、子どもの成長は止まらない。
作家の夫「俺」と、漫画家の妻「私」は、手分けして育児をしながら非常時の日常(ルーティーンズ)を歩きはじめる。
かけがえのない家族小説。
内容説明
緊急事態宣言で2歳の娘の通う保育園が休園になった。マスクが店先から消え、プールもドラム教室も休みになり、ありとあらゆるものが静止したコロナ下でも、子どもの成長は止まらない。作家の夫「俺」と、漫画家の妻「私」は、手分けして育児をしながら非常時の日常を歩きはじめる。かけがえのない家族小説。
著者等紹介
長嶋有[ナガシマユウ]
1972年埼玉県生まれ。東洋大学第2部文学部国文学科卒業。2001年、「サイドカーに犬」で第92回文學界新人賞を受賞しデビュー。’02年、「猛スピードで母は」で第126回芥川賞、’07年、『夕子ちゃんの近道』で第1回大江健三郎賞、’16年、『三の隣は五号室』で第52回谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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