講談社文庫<br> ルーティーンズ

個数:
電子版価格
¥770
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

講談社文庫
ルーティーンズ

  • 長嶋 有【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2024/11発売)
  • 文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 14pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年08月08日 07時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065371206
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報


「長嶋さんの書く日常って素晴らしくしみじみ良いなあと思う」犬山紙子(解説より)
「コロナ以後、宙ぶらりんになったままの願いや欲望を、本書が慰めてくれた気がした」綿矢りさ
「不要不急の言葉で、僕の生活も止まった。この本を読んで、あの時期のごたついてた気持ちをひとつ整理してもらえた」藤井 隆
「伝えたい気持ちと、見つけたなにかを言葉にしていくことが、一日一日を支えてくれる」柴崎友香

夫の「俺」、妻の「私」、2歳の娘。
あの年。あの日々。思いが交錯し形をなす傑作小説。

緊急事態宣言で2歳の娘の通う保育園が休園になった。
マスクが店先から消え、プールもドラム教室も休みになり、ありとあらゆるものが静止したコロナ下でも、子どもの成長は止まらない。
作家の夫「俺」と、漫画家の妻「私」は、手分けして育児をしながら非常時の日常(ルーティーンズ)を歩きはじめる。
かけがえのない家族小説。

内容説明

緊急事態宣言で2歳の娘の通う保育園が休園になった。マスクが店先から消え、プールもドラム教室も休みになり、ありとあらゆるものが静止したコロナ下でも、子どもの成長は止まらない。作家の夫「俺」と、漫画家の妻「私」は、手分けして育児をしながら非常時の日常を歩きはじめる。かけがえのない家族小説。

著者等紹介

長嶋有[ナガシマユウ]
1972年埼玉県生まれ。東洋大学第2部文学部国文学科卒業。2001年、「サイドカーに犬」で第92回文學界新人賞を受賞しデビュー。’02年、「猛スピードで母は」で第126回芥川賞、’07年、『夕子ちゃんの近道』で第1回大江健三郎賞、’16年、『三の隣は五号室』で第52回谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

umico

7
定期的に摂取すると身体と心が整う長嶋有さん。「満ちた」という気持ち。「私はかつて願いに乗っていて、またこうして願いに乗る。」描かれるのはコロナ下ではあまりにもありふれた日常だけど言葉選びが独特でその選び方が気持ち良い。愛おしいポイントが押さえられていてユーモアがある。私の日常(ルーティーンたち)も細分化して言葉にしたくなる。きっと本を閉じれば忘れてしまうような些細な夫婦のやりとり。その裏でほんとなら知ることもない色々をみんな考えたり思い出したりしてる。知らないうちにシンクロしてたりしてなかったりして。2025/04/09

miu

7
緊急事態宣言が発令されたときの家族3人。2才の娘と小説家の夫、漫画家の妻。交代で娘を見ながら同じような日々はつづく。だかしかし!同じように見えても夫と妻、ふたつの視点から見れば少しずつ違っている。この何気ない日常の会話の面白さを描くうまさ。長嶋さんの小説を読むと、そうそうそうとニヤつくことが多い。そして、言語化されていることに喜びを感じてしまう。ルーティーンって決して退屈じゃない。だからルーティーン動画はやるのでしょう?2025/01/14

文庫本依存dive

3
『ルーティーンズ/長嶋有』読了。 舞台はコロナ禍初期。作家の夫と漫画家の妻、保育園に通う2歳のこどもの、コロナによる突然の変化に戸惑いながらもマイペースにほのぼの暮らす日常の物語。平凡のようでいて凡庸ではない時間の積み重ねが何とも愛おしい。 同じ暮らしを夫の視点と妻の視点から描くことで、普通に見える景色がまったく意味合いが変わってくるのがクスリと笑えて、長嶋作品らしいニンマリした読後感に。 こういう日々こそがほっこり幸せだな、としみじみ思う。2025/08/02

こぶた

3
★★★★ 長嶋有さん、やっぱり好きだー コロナのせいで家族に閉じている穏やかで愛すべき日常生活。家族にしか通じないジョークがあったり、それぞれの記憶や思いがあったりしながら、日々は過ぎていく。ロレックスの話の結末には笑ったし、なんかクスリと暖かい気持ちで笑えて嬉しくなってしまう。プリキュアや変身シリーズを知らなくて残念だった。でも伊坂さんのマリアビートルが出てきて、大発見したような嬉しさだった。2025/06/06

Sayuri Shimoyama

1
★★☆☆☆2025/01/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22223878
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品