星海社FICTIONS<br> ジョーカー 旧約探偵神話 (新装版)

個数:

星海社FICTIONS
ジョーカー 旧約探偵神話 (新装版)

  • ウェブストアに5冊在庫がございます。(2025年05月14日 06時10分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 928p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065370872
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

『ジョーカー 旧約探偵神話』梗概

 すべてのミステリの総決算……。究極の連続不可能犯罪を企む天才犯罪者が、陸の孤島で「幻影城殺人事件」を演出する。
 作家・江戸川乱歩と同じ本名を持つ富豪が、生涯を賭して築いた幻影城。美しい湖の小島に浮かぶ紅の城は、様々な趣向が凝らされた「異形の館」である。
 推理作家たちが秘境を訪れる。ーー老いた探偵が惨劇に引き寄せられた時、舞台は整い、物語が始まる。
 作家の一人が執筆する推理小説が、現実世界を侵蝕し、虚構が世界を包む。虚無の深淵に在る闇の水脈から惨劇が生じ、空前の事件が幕を上げる。
 装飾的な不可能犯罪が繰り返される。屍は日を追うごとに増えていく。推理小説のありとあらゆる構成要素をすべて制覇すべく犯行を続ける「犯人」ーーその正体は、限られた「登場人物の中の一人!
 事件を支配する犯人の武器は、その天才と「言(ことば)」の魔力。ひたすら「言」が「迷」い続ける「謎(ミステリ)」の山に挑むのは、言と謎を極めた推理作家の集団、百洗錬磨の警察精鋭捜査陣、犯罪捜査のプロフェッショナルたるJDC(日本探偵倶楽部)の名探偵チーム……そして「読者」ーー「君」自身。
 神出鬼没、史上最凶の天才「真犯人」、その名は「芸術家(ルビ:アーティスト)」!
 物語の覇者たる「神」は誰か? 「真犯人」の究極の正体は!? 旧(ふる)き約(ちぎり)に操られた世紀末の探偵神話を語る「僕」とは!?
 JDCの切り札・九十九十九(つくも じゅう く)が、決して解けない世界の秘密ーー「神の理(ことわり)」ーーを悟る時、匣(はこ)の中の物語は幻魔作用(ドグラ・マグラ)」を失い、世界は暗黒の死の館から、めくるめく虚無の彼方へと飛翔する。
 時の輪が完成する最後の一行。終焉を迎えた世界に「読者」=「君」は何を読む?

内容説明

すべてのミステリの総決算…。究極の連続不可能犯罪を企む天才犯罪者が、陸の孤島で「幻影城殺人事件」を演出する。作家・江戸川乱歩と同じ本名を持つ富豪が、生涯を賭して築いた幻影城。美しい湖の小島に浮かぶ紅の城は、様々な趣向が凝らされた「異形の館」である。推理作家たちが秘境を訪れる。―老いた探偵が惨劇に引き寄せられた時、舞台は整い、物語が始まる。作家の一人が執筆する推理小説が、現実世界を侵蝕し、虚構が世界を包む。虚無の深淵に在る闇の水脈から惨劇が生じ、空前の事件が幕を上げる。装飾的な不可能犯罪が繰り返される。屍は日を追うごとに増えていく。推理小説のありとあらゆる構成要素をすべて制覇すべく犯行を続ける「犯人」―その正体は、限られた「登場人物」の中の一人!事件を支配する犯人の武器は、その天才と「言」の魔力。ひたすら「言」が「迷」い続ける「謎」の山に挑むのは、言と謎を極めた推理作家の集団、百戦錬磨の警察精鋭捜査陣、犯罪捜査のプロフェッショナルたるJDC(日本探偵倶楽部)の名探偵チーム…そして「読者」―「君」自身。神出鬼没、史上最凶の天才「真犯人」、その名は「芸術家」!物語の覇者たる「神」は誰か?「真犯人」の究極の正体は?旧き約に操られた世紀末の探偵神話を語る「僕」とは!?JDCの切り札・九十九十九が、決して解けない世界の秘密―「神の理」―を悟る時、匣の中の物語は幻魔作用を失い、世界は暗黒の死の館から、めくるめく虚無の彼方へと飛翔する。時の輪が完成する最後の一行。終焉を迎えた世界に「読者」=「君」は何を読む?

著者等紹介

清涼院流水[セイリョウインリュウスイ]
大説家。1974年、兵庫県出身。第2回メフィスト賞を受賞し、1996年に『コズミック 世紀末探偵神話』(講談社ノベルス)でデビュー。日本探偵倶楽部(JDC)の探偵たちの活躍を描く“JDC”シリーズは、後続の作家やミステリシーンに多大な影響を与え続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

crow

3
★★★☆ こちらも復刊したので、十数年ぶりの再読。うーん…2024/09/28

kenplus

2
前作、コズミックでもたびたび触れられていた「幻影城事件」が描かれる。コズミックの前に書かれたということで、とんでもミステリというより、いろいろな要素をこれでもかと詰め込んだ本格ミステリという感じ。犯人当ても直感的に、もしかして?と思った人物が「芸術家」だったし。ただ、最後は、九十九十九に煙に巻かれた感もあったけど。2024/11/10

那由子

1
それはないだろ、意味がわからない、と本を壁になげつけたくなることが何度かありました。最後の最後の真相では「はぁー?」と声が出ました。コズミックが如何に真っ当だったかを思い知りました。こんなに憤りに近いものを感じるのにそれらも含めてものすごく面白かったのが悔しい。次はカーニバルを読みます。2024/11/26

とおこ

1
ノベルスも文庫も持っているくせに新装版出るよー!と聞いて躊躇なく買っちゃうくらい好きなんだろうなぁ。新装版解説者の近所の本屋でのノベルス棚の様子が自分がジョーカーを手に取った頃の様子とほぼ一緒で『わかる!それめっちゃわかる!』って赤べこのごとく頷いている。2024/09/23

ノリスケ

0
とんでもない熱量。ひっくり返され過ぎて無重力状態。新作が楽しみ🎵2024/10/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22158015
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品