講談社文庫<br> 逆境―大正警察事件記録

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講談社文庫
逆境―大正警察事件記録

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065370025
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

明治の末に刑事課の大改造を行われ、大正時代になると警視庁ではやっと科学捜査が始まった──熱血刑事の事件簿・書下ろし警察小説!

明治44年(1911年)、警視庁は大改革を行い、日本初の鑑識課を設置。世界でも早期に科学捜査の一つ「指紋捜査」を開始した。それまでの刑事捜査は、江戸時代の「岡っ引き方式」を引き継いで個人による手柄競争が奨励され、検挙率は3割を超えない低さだったのだ。本庁捜査係の虎里武蔵は、「眼力でピストル強盗を逮捕した男」として名を馳せ、板橋署から引き抜かれた優秀な刑事。その武蔵が非番の日に電報で呼び出される。東京府西多摩郡の山村で6歳の少女の死体が見つかったのだ。武蔵は麹町の下宿から青梅町に向かい、山中の遺体遺棄現場に臨場した。現場では円匙(スコップ)が見つかり、早速新たな科学捜査として、指紋が採取される。驚いたことにその指紋は少女の父親のものと一致し、最重要容疑者に浮かび上がる。だが武蔵は、犯行動機に疑問を感じて……。

内容説明

明治四十四年(一九一一年)、警視庁は世界でも早期に「指紋捜査」を採用した。「眼力でピストル強盗を逮捕した男」として有名な虎里武蔵刑事は、東京府西多摩郡で起きた六歳の少女殺害事件に臨場。有力な指紋の証拠に疑問を感じ、単独捜査に乗り出す。諦めない熱血刑事の事件簿。書下ろし長編警察ミステリー!

著者等紹介

夜弦雅也[ヤゲンマサヤ]
福岡県出身。愛媛大学理学部生物学科卒業。2021年、歴史冒険小説『高望の大刀』で第13回日経小説大賞を受賞して作家デビュー。翌’22年、同作品で第5回細谷正充賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆Ruy

8
明治から大正の科学捜査過渡期の事件簿。主人公の虎里武蔵は夏目漱石の坊っちゃんみたいな人。1件の少女殺害事件が大きな事件に。大正時代の警察の三種の神器はもはや冤罪メーカー。今流行りの決めつけ刑事そのもの。虎里は鋭い刑事だけどなんか要領悪い。後半そのせいでちょっとイライラ。他の作家さんの本でも変態について学ぶ主人公のがあったけれど、この時代の変態の意味が今の変態とはちょっと違う。 立川が出てきて、気分が盛り上がってあっという間に読み終わってしまった。作品内に地元が出ると嬉しくなってしまう。2025/02/17

紅羽

5
舞台は明治十四年。都内で発生した連続幼女殺害事件を解決に導くべく、最新の捜査「指紋捜査」を武器に虎里武蔵刑事が挑むミステリ作品。撹乱されるように犯人の目星が二転三転し、最後の最後まで気を抜けない展開が面白かったです。2024/10/09

オオイ

4
大正 2年 西多摩で少女殺害事件を追う若手刑事、連続事件として調べるも各種の問題をへて真実へ、ま~暇つぶしにはなった。2025/01/14

よし

1
ん。面白かった。武蔵、すごい!2024/11/29

積読荘の住人

1
口べらしの実子殺しで容疑者である父親は逃走中事故死、と片付けられた事件に引っ掛かりを感じた刑事が疑問を抱き単独捜査すると、警視庁管轄下に広くシリアルキラーの存在を疑わせる事件記録が浮かび上がる。 単独捜査とは言い条、協力者だらけではあるんですが、このページ数につめこんだのでいたしかたない。 自白とりにもおもしろいアイデアがあり、解明のアイデアにいいものがあるので、シリーズ続いてほしいですね。2024/10/05

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