出版社内容情報
「伊勢を知らぬと、出雲の半分しか分からん。伊勢は出雲であり、出雲は伊勢
」
日枝山王大学民俗学研究室の院生・橘樹雅は、
学会出席のために三重へ向かう准教授・御子神伶二に同行し、伊勢を訪れる。
男神仕様なのに女神を祀る神社、
狛犬、御神籤、注連縄など伊勢神宮にない五つのもの。
明治以前の天皇には参拝されなかった伊勢の神の正体とは!?
内容説明
「伊勢を知らぬと、出雲の半分しか分からん」日枝山王大学民俗学研究室の院生・橘樹雅は、学会出席のために三重へ向かう准教授・御子神伶二に同行し、伊勢を訪れる。男神仕様なのに女神を祀る神社、御神籤、注連縄など伊勢神宮にない五つのもの。明治以前の天皇には参拝されなかった伊勢の神の正体とは!?
著者等紹介
高田崇史[タカダタカフミ]
昭和33年東京都生まれ。明治薬科大学卒業。『QED 百人一首の呪』で、第9回メフィスト賞を受賞し、デビュー。歴史ミステリを精力的に書きつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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お涼
17
シリーズ5作目。今回は伊勢の旅シリーズ。男神、女神でお社の違いがある。今まであまり意識して見ていなかったけど、これからは気にしてお参りしたい。2025/01/10
よっしー
16
文庫版が発売されたので、再読です。今回の舞台は伊勢。QEDシリーズで覚えた蘊蓄と絡む所もありましたが、ちゃんとは覚えておらずでした(笑 作中で、神宮参拝よりもおかげ横丁等での食べ歩きが中心になっているという話があり…自分もその通りだったので複雑な気持ちになりました。さて、この次は元伊勢のよう。話がどう進むのかも楽しみです。2024/12/15
naolog
7
出雲から伊勢へ。何度かお参りしているし、いろいろと本を読んでいるのに未だにぼんやりとしている。それだけ謎多きところだということか。シリーズものなのでこの巻自体は尻切れでおわり。2024/11/24
ゆぅちゃん
2
うーん…ちょっとよく分かんなかった、、歴史の解釈とか新しい⁇仮説とか事実とか、そう言うのは面白いと思う方だけど、なんかずっと同じ事言ってる1冊だった印象⁇2025/01/24
yuki
2
QEDと比べるとミステリ要素が無い分読みやすいため、非常に面白く読めた。QEDの知識と重なる部分も多く、どこかで読み直したい。伊勢編でもこの表紙が変わらないのが不満。この表紙を見て手に取る読者が増えるのか疑問。2024/12/22
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