出版社内容情報
あなたが「夢中」になれることは何ですか?
「夢中」はだれしも経験していることです。何かに「夢中」になっているとき、人は極限の集中状態にあります。これは、心理学の用語で「フロー体験」といいます。何かに100%集中している状態を実際に体験した多くの人々が、「よどみなく流れる水の流れ(フロー)の中にいるようだ」と表現したことから、名付けられたそうです。
何かに夢中になり、極限の集中状態であるフローを体験しているときは、同時にワクワクするという「楽しさ」を感じていることがわかります。これが、本書のタイトルにもなっている「没頭」状態です。
今よりも前向きになる、人脈が広がってチャンスが舞いこむようになる、ストレスを感じにくくなるなど、没頭のメリットはさまざまあります。
何かに夢中になりワクワクして取り組むことで、没頭状態になる。その結果、幸福感を得て、さらに実力以上の力を発揮し、生産性も高まる。
だれもが日々、何かに没頭しながら過ごすことで、最高に楽しい人生を送れるのです。
本書では、没頭するための環境を自ら整え、そのスキルを身につける方法――「没頭」を作り出す技術について、基本的な考え方から実践するポイントまで余すことなく解説しています。毎日の仕事に没頭できれば、高いパフォーマンスを発揮し、つらいと感じていた業務からも達成感を得られるでしょう。プライベートでも、趣味や興味のあることに没頭することで充実した時間を過ごせるはずです。仕事でもプライベートでも、毎日をしんどくてつらい人、ストレスを感じている人、モヤモヤした気持ちを抱えている人は必読です。
内容説明
楽しくて夢中になっている『楽しみ』の軸×時間を忘れて集中している『集中』の軸。この方程式で、毎日が180度変わる!
目次
第1章 没頭とは何か?(誰しも「夢中」状態を体験している;没頭は「2つの軸」から構成される ほか)
第2章 没頭できない5つの理由(人生をコントロールできていない;「気づき」の大切さに気づいていない ほか)
第3章 没頭を作る技術(「なんで力」を磨く;「理由をつける力」を磨く ほか)
第4章 没頭力を引き出すマネジメント術(部下の没頭力を高める方法;「褒める・叱る・放置する」の黄金比 ほか)
第5章 没頭を奪う「疲れ」の回復法(疲れの種類と回復法;自分を責めなくていい ほか)
著者等紹介
椎場慎太郎[シイバシンタロウ]
株式会社A(あ)代表取締役。大阪府育ち。社会人1年目で人材派遣会社に入社し、イベントに魅せられる。およそ3年間の勤務ののち、経験を積むためにスポーツ系イベント制作会社に転職。あらゆるイベントに精通した確固たる自信のもと、2013年に独立。現在では、ゲーム系イベントからIT企業系イベント、株主総会まで幅広くイベントに携わり、活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。