マザー―Mother

個数:
電子版価格
¥1,881
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

マザー―Mother

  • 乃南 アサ【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 講談社(2024/08発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外
  • ポイント 90pt
  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年07月17日 04時18分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065366349
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

5つの短編に待ち受ける、予想外の驚愕の結末!
あなたはもう、以前の家族には戻れない。衝撃の令和の家族像。

「母という禍、家庭という地獄。
ひょっとして獄吏は自分自身なのかもしれない」
ーー中島京子(小説家)

<崩壊する家族を描く、衝撃の連作短編集!>
セメタリー
ワンピース
ビースト
エスケープ
アフェア

<書評家も絶賛>
「よくぞこの全人類にとって厄介で気になりすぎる母という存在を描き切ってくれた。不謹慎なほどの面白さ!」ーーマライ・メントライン
「作者がエールを送っているのは、母という名の女性たちなのだ。母親という呪縛に囚われている、すべての女性たちなのだ」--吉田伸子

母と娘の関係性はたくさん書かれているが、これは、母とかつて母だったものとの物語だ。

アニメのような三世代家族から独立して家庭を持った青年が、コロナ禍の間に立て続けに身内が亡くなった実家に久々に帰る「セメタリー」、過労によるうつ病で医師の仕事をやめて離婚した兄から、その身を案じながら亡くなった母の一周忌を前に再婚の知らせが届く「ワンピース」、娘が嫁いで一人残された高齢女性が、やがてマンション内で鞘当てが起きるほどに華やかに変貌していくさまを管理人の目から見た「アフェア」など、「母」という名に隠された一人の女性としての“本当”の姿を描き出す、直木賞作家渾身の家族小説!

内容説明

アニメのような三世代家族から独立して家庭を持った青年が、コロナ禍の間に立て続けに身内が亡くなった実家に久々に帰る『セメタリー』、過労によるうつ病で医師の仕事をやめて離婚した兄から、その身を案じながら亡くなった母の一周忌を前に再婚の知らせが届く『ワンピース』、娘が嫁いで一人残された高齢女性が、やがてマンション内で鞘当てが起きるほどに華やかに変貌していくさまを管理人の目から見た『アフェア』など、「母」という名に隠された一人の女性としての“本当”の姿を描き出す、直木賞作家渾身の家族小説!

著者等紹介

乃南アサ[ノナミアサ]
1960年、東京生まれ。’88年に『幸福な朝食』が日本推理サスペンス大賞優秀作となる。’96年に『凍える牙』で直木三十五賞、2011年に『地のはてから』で中央公論文芸賞、’16年に『水曜日の凱歌』で芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

260
乃南 アサは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 本書は、母親イヤミス短編集でした。 オススメは、「セメタリー」&「ワンピース」です。 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=00003941102024/09/08

いつでも母さん

161
『崩壊する日本の母親像、家族像・・』これだけでそそられる。乃南アサさんが家族を綴る短編5話。明るい話は無い!1話目の『セメタリ―』こんな母親を知っているし、ここまででではなくても見てきたし、私にも欠片はある・・かも(汗)気持ち悪かったのは『ワンピース』『エスケープ』『ビースト』は憐れというか哀しい。そしてラストの『アフェア』佐野さん、ある意味天晴れだわ。乃南さん、やっぱり好きだ。2024/09/22

うっちー

160
マザーがもちろんテーマですが、角度が様々で面白かった2024/10/31

モルク

149
様々な母を描いた5話の短編集。母性とは違う個としての母の中にゾッとする本音が垣間見れる。三世代同居の仲良し家族、アニメの世界のような笑顔会話に溢れていた。子供たちが独立しコロナで帰省できないうちに祖父母、父が亡くなり久々に実家に戻ると…の「セメンタリー」が好き。母が変貌したのではなく子供たちに見せまいとしていた姿、本音がわかる。娘の結婚で一人となった母が派手になり男性の噂も絶えなくなった「アフェア」もいい。どの作品もゾッとしたり驚いたりしたが「エスケープ」だけは合わなかった。2024/11/24

のぶ

148
5編の短編集。5人の母の物語。かつて「母」だった人が、家族を壊す。もうあの頃の家族には戻れない。崩壊する家庭を描く家族小説。「母」という名に隠された一人の女性としての本当の姿が描き出される。不思議な余韻が残ります。不幸に繋がっていくだろうことは予想できるのに、先が気になってしょうがない話ばかり。ここに出てくる女性たちには圧倒されたり、恐怖を感じたり、それぞれの話にいろいろなものが込められている。生々しい地獄が展開され嫌な気持ちになりながらも、その後味の悪さが癖になる、そんな作品集でした。2024/09/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22090468
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品