出版社内容情報
いつの間にか、「歩けない・動けない・物が持てない」にならないために!
脊椎・脊髄の専門病院 医院長が教える、
脊椎・脊髄の新常識!
枕の選び方から普段の運動まで! きっとあなたのお悩みを解説するはず!
脊椎・脊髄疾病においては、骨の変形や神経の障害が、肩こりや腰痛、手足のしびれなどとして現れます。
肩こりでも、血行不良の場合はマッサージでよくなることは多いものの、首の狭窄症が隠れている場合もあります。
たとえば、整体やマッサージなどで体を強くひねったり引っ張ったりされたことで、手足がしびれて救急車で運ばれる……そのようなケースは実は少なくないのです。
老後なんてまだまだ先の話だから──そう思っている人は多いかもしれません。
しかし骨や神経の病気は、少しずつ進行していくのです。
本書には、『間違いだらけの脊椎治療』と題して、よくある治療法の注意点、根治させるための方法、今日から実践できる予防法などを詰め込みました。
とくに安全で効果的なトレーニングやストレッチは、ご自身だけでなく、ご家族やご友人にもすすめて、ぜひ習慣化してください。
Contents
第1章 間違いだらけの脊椎治療
第2章 99%の日本人が知らない「脊椎治療」の新常識
第3章 100歳まで元気であるくために今日から実践できる予防策
第4章 子どもから大人まで! 健康的な脊椎を維持するための方法
第5章 「100まで歩こう」を実現する医療へ
内容説明
脊椎・脊髄疾患は、骨や神経に関わる病気です。そのため、骨の変形具合や神経の圧迫状態によって、軽症の場合もあれば、手術が検討される場合もあります。しかし軽症であっても、たとえば肩や首のこり、腰の鈍痛といった、日常でよくある症状から重篤な病気につながっていくことも珍しくはありません。つまずくなど、こうした些細なことも病気のサインになります。ここで、「年のせいだろう」「ただの運動不足だろう」と自己解決してしまうと、医療機関の受診という判断に至りにくく、手遅れになるケースが多いのも事実です。しかし、そうならないための予防は誰でもできます。
目次
第1章 間違いだらけの脊椎治療(肩や首に潜むしつこい「こり」の正体;脊椎には重要な神経が通っている ほか)
第2章 日本人の99%が知らない「脊椎治療」の新常識(「脊椎」は体を支える重要な組織;加齢とともに神経の通り道は狭くなる;大きく変形した骨は手術以外では治らない;よくある脊椎・脊髄の手術方法;検査をしないと何も始まらない)
第3章 「100まで歩こう」を実現するために今日から実践できる予防策(手ぶらでできる筋トレ&ストレッチ;正しいウォーキングで骨を丈夫に!;健康な体づくりは「デトックス」から;体や首をできるだけ冷やさない;首に負荷をかけない枕を選ぶ;体を支えるマットレスも予防になる)
第4章 子どもから大人まで!健康的な脊椎を維持するための方法(知らず知らずのうちに病は進行する;健康寿命を延ばすカギは「脊椎ドック」;ほかの脊椎ドックとの決定的な違い;まずは自身の「クセ」を知ることから;急増する現代病「ストレートネック」の怖さ;子どもの首の状態が深刻なワケ)
第5章 「100まで歩こう」を実現する医療へ(100歳になっても元気な体はつくれる;大きく生まれ変わった新病院;国際医療ツーリズムの動き)
著者等紹介
木原俊壱[キハラシュンイチ]
京都木原病院理事長・院長。1960年福岡県生まれ。1988年佐賀医科大学(現・佐賀大学医学部)卒業。大津市民病院手術部診療部長兼脳神経外科医長などを経て、2013年京都脊椎脊髄外科・眼科病院を開院。米国カリフォルニア州ロマリンダ大学留学中に、身体にやさしい頸椎手術「Kメソッド」を開発し、25年間10000例以上の手術実績を持つ。世界水準の医療を提供できるよう、「医は世のため人のためのものである」をモットーに日々、手術手技の研鑽や手術器械の開発に尽力している。脳神経外科専門医、日本脊随外科学会指導医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、日本抗加齢医学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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