出版社内容情報
「いいなあ、幸せそうで」
スーパーを訪れる5編の「生活」。
寿退社をして主婦となり、子どもが手を離れた美奈子。社会に出て働こうと思い立つが、転職活動は思うようにいかない。
(「おしゃべりなレジ係」)
小学生の頃からのある癖によって痩せた、大学生の流花。しかし「ぶた」と呼ばれて受け流してしまった当時の自分を未だに許せない。
(「小さな左手」)
元彼女に二股をかけられて以来、マッチングアプリで遊ぶようになった亮。ある日会社の後輩から、SNSで自分がヤリモクの要注意人物として晒されていると知らされる。
(「気をつけてください!」)
友達の結婚ラッシュに焦り、婚活アプリで出会った貴文と結婚した咲希。出産した友達に「次は咲希の番だね」と言われ、咲希も妊活を始める。
(「なわとびの入り方」)
IT化についていけず、早期退職した哲郎。ハローワークで再就職先を見つけられず、妻にも愛想をつかされ、公園のベンチで昼食をとる日々が続く。
(「不機嫌おじさん」)
「もう無理かもしれない」そんな気持ちを真下みことは掬い上げ、寄り添い、抱きしめてくれる。
内容説明
スーパーを訪れる5編の「生活」。寿退社をして主婦となり、子どもが手を離れた美奈子。社会に出て働こうと思い立つが―(おしゃべりなレジ係)。高校生からの癖によって痩せた、大学生の流花。しかし「ぶた」と呼ばれた昔の自分を許せず―(小さな左手)。マッチングアプリで遊ぶ亮。自分がSNSで要注意人物として晒されていると知り―(気をつけてください!)。婚活アプリで結婚した咲希。出産した友達に「次は咲希の番だね」と言われ妊活を始めるが―(なわとびの入り方)。早期退職した哲郎。再就職もできず、妻に愛想をつかされ、公園で昼食をとる日々が続き―(不機嫌おじさん)。
著者等紹介
真下みこと[マシタミコト]
1997年埼玉県生まれ。2019年『#柚莉愛とかくれんぼ』で第61回メフィスト賞を受賞し、2020年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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