講談社現代新書<br> 意識の脳科学―「デジタル不老不死」の扉を開く

個数:
電子版価格
¥1,265
  • 電子版あり

講談社現代新書
意識の脳科学―「デジタル不老不死」の扉を開く

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年07月15日 05時53分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 392p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065361115
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0240

出版社内容情報

驚愕の研究、最前線!
脳からコンピュータに意識を移す!!

意識はどのように生まれるのか?
生命科学最大の謎を解く、切り札がここに!

意識のアップロードを可能にする秘策とは?
永遠の命を得た意識は、何を感じ、何を思うのか?
科学者人生を懸けた渾身の書!

【本書の内容】
・なぜニューロンの塊にすぎない脳に「意識」がわくのか
・「意識の解明」と「不老不死の実現」一石二鳥の妙案
・右脳と左脳を切り離すと、二つの意識が現れる
・新型ブレイン・マシン・インターフェースで、脳半球と機械半球をつなぐ
・人工神経回路網に意識を移し替えることで、意識を解き明かす
・意識のアップロード後には、現実世界と見紛うばかりの世界が待つ
・アップロードされた「わたし」は「わたし」であり続けるか

【目次】
1章   死は怖くないか
2章   アップロード後の世界はどうなるか
3章   死を介さない意識のアップロードは可能か
4章   侵襲ブレイン・マシン・インターフェース
5章   いざ、意識のアップロード!
6章   「わたし」は「わたし」であり続けるか
7章   アップロードされた「わたし」は自由意志をもつか
8章   そもそも意識とは
9章   意識を解き明かすには
10章 意識の自然則の「客観側の対象」
11章 意識は情報か 神経アルゴリズムか
12章 意識の「生成プロセス仮説」
13章 意識の自然則の実験的検証に向けて
14章 AIに意識は宿るか
15章 意識のアップロードに向けての課題
16章 20年後のデジタル不老不死

内容説明

驚愕の研究、最前線。脳からコンピュータに意識を移す!意識はどのように生まれてくるのか?生命科学最大の謎を解く切り札がここに。

目次

死は怖くないか
アップロード後の世界はどうなるか
死を介さない意識のアップロードは可能か
侵襲ブレイン・マシン・インターフェース
いざ、意識のアップロード!
「わたし」は「わたし」であり続けるか
アップロードされた「わたし」は自由意志をもつか
そもそも意識とは
意識を解き明かすには
意識の自然則の「客観側の対象」
意識は情報か神経アルゴリズムか
意識の「生成プロセス仮説」
意識の自然則の実験的検証に向けて
AIに意識は宿るか
意識のアップロードに向けての課題
20年後のデジタル不老不死

著者等紹介

渡辺正峰[ワタナベマサタカ]
1970年、千葉県生まれ。東京大学大学院工学系研究科准教授。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。専門は神経科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

89
前著「脳の意識 機械の意識」から一歩進み、侵襲ブレイン・マシン・インターフェースで生体脳と機械脳を統合する手法から「デジタル不老不死」を実現させる夢物語。意識とは"What it's like"(そのものになって味わえる感覚・固有の内在感覚)であり、ニューロンの塊に過ぎない脳になぜわたしが宿るのか、主観と客観のギャップが意識の最大の謎である。機械に意識が宿るのかは分離脳がヒントになる。AIとBMIとを駆使し生体脳半球と機械脳半球を接続し、生体脳に残ったわたしに判断させる大胆な手法。被験者にはなりたくない。2024/08/09

mim42

15
脳型のマシンを作ることにより、意識のアップロードや意識的な自己の不死を狙った大胆な設計図。根本にある考えは、分離脳の性質に基づき、脳の片側半球を機械脳に置き換える、これを2回繰り返せば機械脳のみで意識が保てる、という仮説。コールドスタートした機械脳半球に学習データを流し込む手法や、意識の最小単位の議論、半球間の接続について、脳のクロックの仕組み等、未解明事項が多い中、期待したくなる一つの方向性として今後も注目していたい。2024/07/16

春ドーナツ

14
野村進さんの「脳を知りたい!」を読んだのは2001年の春だったらしい(記憶がないのでGoogle検索に頼る)。同書によって脳科学に興味がわいた。たぶん本書が発売される前に(同じ著者が2017年に中公新書で同じテーマを扱っている)多くの関連本が出版されただろうけれど、WEB本の雑誌の新刊案内でしか、チェックしていないので23年ぶりに脳科学最前線に飛び込むことになった。ある難病を治療するために、右脳と左脳をつなぐ神経の束を切除する手術が普通に行われる時代だそうだ。そこで明らかになったのは、それぞれの脳が意識を2024/07/07

河内 タッキー

12
意識のアップロードに関する研究。原理はよくわかった。しかしその手段は全く想像がつかない。ここに書かれていないだけで、実際にはそれが明確になっているのかもしれない。せっかくのアイディアが、資金と人の規模によって海外に先を越されかねないのが歯痒い。2024/09/02

izw

9
以前から渡辺先生の話を聞いたり、著書を読んだりしているが、本書を読んで、ますます、意識をアップロードできる方法があるのかもしれないという気になってきた。「まちがえる脳」https://bookmeter.com/books/20982068 を読むとシナプスの不安定さが意識を創り出すキーかも思ったが、物理的な実体が物理法則に従って動いている器官を人工物で置き換えられないはずがないという主張の方がやっぱり確からしい。小さいときからどんな子だったか、大学で専門選択のエピソードなど、先生の自伝的記述を興味深い。2024/08/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22002683
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品