星海社新書<br> 「地域おこし協力隊」は何をおこしているのか?―移住の理想と現実

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星海社新書
「地域おこし協力隊」は何をおこしているのか?―移住の理想と現実

  • 田口 太郎【著】
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  • 星海社(2024/06発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065360286
  • NDC分類 601.1
  • Cコード C0239

出版社内容情報

移住者と地域住民がタッグを組んで、地域をおこすために必要なことは?

近年SNSでの炎上でニュースになることも少なくない「地域おこし協力隊」。都市部の住民が地方に移住し地域協力活動に従事するこの取り組みにおいて、地域住民と協力隊員のあいだでトラブルが多発しています。もちろん問題ばかりではなく各地で活躍する事例は多いことから、政府は2026年までに協力隊員を1万人に増やすという目標を掲げています。どうしたら急拡大している地域おこし協力隊を本当に地域のための制度として活用することができるのか。そもそも地域おこしって何を“おこす”のか? この制度に詳しく、協力隊員向け研修プログラムの企画・実施をしてきた著者が、都市と地方の両視点から語ります。

*本書目次より抜粋
はじめに
第1章 地域おこし協力隊はなぜ炎上してしまうのか
第2章 地域おこし協力隊とは その背景と制度「人的支援」の系譜
第3章 なぜ協力隊にばかり注目が集まるのか? 急拡大する地域おこし協力隊
第4章 協力隊は、何をおこすのか? 「地域振興」を再考する
第5章 地域自治の再生と人的支援の考え方 人的支援がもたらす影響の大きさ
おわりに

内容説明

移住者と地域住民がタッグを組んで、地域をおこすために必要なことは?近年SNSでの炎上でニュースになることも少なくない「地域おこし協力隊」。都市部の住民が地方に移住し地域協力活動に従事するこの取り組みにおいて、地域住民と協力隊員のあいだでトラブルが多発しています。もちろん問題ばかりではなく各地で活躍する事例は多いことから、政府は2026年までに協力隊員を1万人に増やすという目標を掲げています。どうしたら急拡大している地域おこし協力隊を本当に地域のための制度として活用することができるのか。そもそも地域おこしって何を“おこす”のか?この制度に詳しく、協力隊員向け研修プログラムの企画・実施をしてきた著者が、都市と地方の両視点から語ります。

目次

第1章 地域おこし協力隊はなぜ炎上してしまうのか(さまざまな軋轢と社会の反応;協力隊を取り巻くさまざまな立場と思い ほか)
第2章 地域おこし協力隊とは―その背景と制度「人的支援」の系譜(地球緑化センター 緑のふるさと協力隊 1994年~;国土庁、国土交通省 地域づくりインターン 1996年~ ほか)
第3章 なぜ協力隊にばかり注目が集まるのか?―急拡大する地域おこし協力隊(移住支援という側面「人口減少」という課題を直接解決;地域から抜ける若年層が入り、そして新しい「ことおこし」をする ほか)
第4章 協力隊は、何をおこすのか?―「地域振興」を再考する(「人口至上主義」への疑問;経済施策における「人口」 ほか)
第5章 地域自治の再生と人的支援の考え方―人的支援がもたらす影響の大きさ(人ひとりの存在の大きさ;人的支援はいつまで続ければいいのか? ほか)

著者等紹介

田口太郎[タグチタロウ]
徳島大学大学院教授。1976年神奈川県生まれ。早稲田大学建築学科、同大学院修了。博士(工学)。小田原市政策総合研究所特定研究員、早稲田大学建築学科助手、新潟工科大学建築学科准教授、徳島大学准教授を経て現職。専門は都市計画・まちづくり。総務省「これからの移住・交流施策のあり方に関する検討会」構成員、内閣府「地方創生推進交付金のあり方に関する検討会」委員、農水省「長期的な土地利用の在り方に関する検討会」委員などを歴任。自身も徳島県下の小規模集落に移住し生活している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うえぽん

37
都市計画・まちづくりの専門家による地域おこし協力隊等の制度的人的支援とその本来的意義に係る考察。移住者と地域住民の軋轢の原因分析から始め、人的支援の各種制度の系譜、その中の協力隊制度の急拡大の要因等を分析。税財源に関連した人口至上主義に疑問を呈した上で、地域おこしの目的は地域自治の再生だとし、人的支援を通じた「少人口/多人数社会におけるネットワーク型自治」の追求を示唆。風の人の循環、活性化に関する消極的参加層への支援、「地域の元気・自治力」に関する個人間評価差を使った目指す姿の共有など、実践的助言も多い。2024/10/08

おいしゃん

16
協力隊という制度がもたらす明るい面と未成熟な面、そして地域とのミスマッチが発生するプロセスがわかりやすくまとまっている。安易な協力隊頼みは、地域はもちろん行政も本人も幸せにならないと実感。2024/07/10

Go Extreme

1
地域おこし協力隊・炎上: 軋轢と社会の反応 さまざまな立場と思い 人の入れ替わりの少ない過疎地域 温度差 認識のズレ 人的支援の系譜: 非専門家という人材派遣 フリーミッション/ミッション型 委嘱/委託型 地域起こし/企業活動/定住準備 急拡大する地域おこし協力隊: 人口減少 成果アピールしやすい どんぶり勘定的 地域づくりの流れ 地域振興を再考: 人口至上主義 地域の衰退感 自治の空白とその穴埋め 人的支援の考え方: 協力隊の入り口/出口 住み継ぐという発想 地域における受容の幅 ネットワーク型自治2024/09/27

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