磯崎新論―シン・イソザキろん

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磯崎新論―シン・イソザキろん

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  • サイズ 46判/ページ数 784p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065359860
  • NDC分類 523.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

2022年12月28日に91歳で亡くなった世界的建築家・磯崎新。
「デミウルゴスの化身」たらんとした「アーティスト/アーキテクト/アーバンデザイナー」が求めた〈見えない建築〉とは何か?
群像連載の前人未到/正面突破の決定版「磯崎新論(シン・イソザキろん)」がついに単行本化!

「それゆえわたしはここで、たとえ無謀ではあっても、アーティスト/アーキテクト/アーバンデザイナーの全領域の総体をテクストとしてまるごと扱い、自分なりの磯崎新(ルビ:デミウルゴス)像をくっきりとした輪郭で描くことを選ぶ。「シン・イソザキ論」という、庵野秀明の『シン・ゴジラ』や『シン・エヴァンゲリオン』をもじったような別名の併記は、磯崎最初期のSF的マニフェスト「都市破壊業KK」における「SIN/ARATA」という二体の分身への自己分裂に対応している。それをルビで表わすこともまた、この種の分裂状態を象徴する磯崎特有の書体の擬態(ルビ:もどき)である。「シン」は間違っても「真」ではなく、「磯崎新論(ルビ:シン・イソザキろん)」という表記はむしろ、みずから「新(ルビ:SIN)」なるもの─他者─であろうとする自覚の表現なのだ。」(本文より)

内容説明

磯崎新とは誰か?「デミウルゴスの化身」たらんとした「アーティスト/アーキテクト/アーバンデザイナー」が求めた“見えない建築”に迫る前人未到/正面突破の決定版「磯崎新」論。

目次

前口上
第1部 胎動 1931‐1956
第2部 都市の暗殺者 1957‐1970
第3部 反建築の展望台 1971‐1986
第4部 歴史と大地の亀裂 1987‐1995
第5部 “アーキテクチュア”という戦場 1996‐2022
結論 磯崎新とは誰か
余白に

著者等紹介

田中純[タナカジュン]
1960年生。芸術論・思想史。東京大学名誉教授。博士(学術)。2002年『アビ・ヴァールブルク 記憶の迷宮』でサントリー学芸賞(思想・歴史部門)、2008年『都市の詩学』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、2009年『政治の美学』で毎日出版文化賞、2010年フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kthyk

16
貴重な「デミウルゴス・シン・イソザキ」への挽歌。著者である田中純さんに感謝です。2025/03/31

chiro

2
磯崎新を余すところなく語るとなるとこれだけの大部となるのは宜なるかなというのが読後の感想。磯崎がポストモダン の旗手として権勢を降り始めた頃に大学生であったので彼が作る「見えない建築」をリアルに知る事ができたのだが、その背景にあった氏の思想をこうして知る事ができたのはとても興味深いものであった。2024/12/26

引用

0
矢印的な言語 2025/07/13

inoue

0
磯崎の思想、言説、作品を時系列に沿って論じた力作。出典も細かく注記され資料としても貴重。家系や生い立ち、学生時代の活動から書かれ、その後の活動を理解する上でもありがたい。60年代までは周囲からの影響や丹下・岸田の引力からの離脱、どう建築が可能かといった問題意識についてわかりやすいが、70年代以降からはやはりフェーズが変わる。磯崎においてはデミウルゴスの化身として事後的に編み直されるが、それでも著者が言うように、一回毎にプロジェクトを立ち上げる「構築する意思」を生涯発揮したことが氏の偉大さだろう。2025/05/25

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