出版社内容情報
復讐するのも、復讐されるのも、僕にしかできない――。
『襲名犯』で第59回江戸川乱歩賞を受賞し鮮烈デビューを果たした竹吉優輔、8年ぶりの新作!
私立恵堂学園に通う和泉七生は、2年生から特進クラスに編入を果たした。友人もでき、新しいクラスでもつつましく学園生活を送っていたが、ある日黒板に謎のQRコードが現れる。読み込むと、「ギン」という謎の人物による、櫛屋すみれへの過去のいじめを告発するという脅迫動画が映し出された。
告発までの期間は約1か月。だが、同時にいじめに関するクイズも出題される。
唯一の部外者である七生は探偵役を任命されるが、自分の過去の罪の意識から、復讐と贖罪の間でさまよい始める――
デビュー作『襲名犯』で不条理と再生を描いた乱歩賞作家の復活長編!
内容説明
デビュー作『襲名犯』で、不条理と再生を描いた乱歩賞作家の復活長編!2年生から憧れの特進Aクラスに編入した和泉七生。しかし、その充実した日々は黒板に貼られた1枚のQRコードによって一変する。読み込むと、「お前たちの去年のいじめを告発する」という、「〓(ギン)」を名乗る謎の人物による脅迫動画が映し出された。告発までの期間は1ヵ月。だが、いじめに関するクイズも同時に出題される。唯一の部外者である七生は、たったひとつの思惑を抱えて、過去のいじめの調査を開始する。「復讐者の心を理解することが、僕には必要だ―」。
著者等紹介
竹吉優輔[タケヨシユウスケ]
1980年茨城県生まれ。二松学舎大学文学部卒業後、東洋大学大学院で文学を専攻。茨城の図書館で司書として働くかたわら、小説執筆をつづける。『襲名犯』で第59回江戸川乱歩賞を受賞。念願の作家デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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