講談社・文学の扉<br> ブルーラインから、はるか

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講談社・文学の扉
ブルーラインから、はるか

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  • サイズ 46判/ページ数 160p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065355589
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

夏休みが始まって10日目。
家を避け、市内の図書館に避難していたコタは、なまいきな小4の風馬に声をかけられる。
「もしひまだったら、ぼくの自由研究を手伝ってほしいんだ」

ほとんど話したこともない後輩からの頼みは、二人が住む広島-尾道から愛媛-今治を結ぶ「しまなみ海道」をチャリで渡りきること。
反発しながらも、風馬と一緒にしまなみ海道を渡り始めたコタ。
大きな橋、広がる海──。
さまざまな経験を共有し、互いのこともわかり始めたころ。不意に風馬が誰かを探しはじめ……。

孤独を癒す夏の日を爽やかに駆け抜ける、青春ロードノベル。

第25回ちゅうでん児童文学賞 大賞受賞作品。
[選考委員:斉藤洋氏、富安陽子氏、山極寿一氏]

内容説明

「もしひまだったら、ぼくの自由研究につきあってほしいんだ」ママチャリとクロスバイク。小6と小4。広島県・尾道市から愛媛県・今治市までをつなぐ、全長70kmのしまなみ海道ブルーラインコース。夏の日、自転車で往復140kmを走破できるか―。第25回ちゅうでん児童文学賞大賞受賞。

著者等紹介

林けんじろう[ハヤシケンジロウ]
1974年、広島県生まれ。1997年、大阪芸術大学映像学科卒業。2003年、大阪芸術大学大学院修士課程修了。第62回講談社児童文学新人賞佳作『星屑すぴりっと』(講談社)で、第52回児童文芸新人賞受賞。他の著書に第17回ジュニア冒険小説大賞受賞作『ろくぶんの、ナナ』(岩崎書店)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ブラフ

16
【図書館】第25回ちゅうでん児童文学賞大賞受賞作。小学6年生のコタは、毎日ケンカしてばかりの両親に嫌気がさして、夏休みは家から図書館へ避難する毎日。そんな中、出会った小学4年生の風馬に誘われ、自由研究としてしまなみ海道の尾道⇄今治間約140kmをサイクリングすることに。家にいたくないコタは、誘いに乗って一緒に「冒険」へとペダルを漕ぎ出す。今どき、コタみたいなある意味素直な子がいるのかなというのと、140km往復サイクリングをしようと思い立つ小4なんているのかと思わなくもないが、爽やかな読後感が得られた。2024/09/14

雪丸 風人

16
主人公は体力自慢の小6男子。家にはいたくないという彼が、意外な相手の誘いに乗ってワイルドな夏のチャリ旅に出かけます。アホ男子最高!会話のキャッチボールも突拍子もない行動もおかしくておかしくて、中盤までニヤニヤが止まりませんでした。そして、思わぬ事情が明かされる終盤にはグワングワン揺さぶられましたよ。なんだこの感情の波状攻撃は。シリアスシーンに吹き出すしかないボケが差し込まれるのも効いたわ~。あらゆる層に薦めたい超ド級作品。やはり「ちゅうでんにハズレなし」と納得しきりです。(対象年齢は11歳以上かな?)2024/05/22

joyjoy

14
コタと風馬と一緒にしまなみ海道を走っているような、陽射しや風や雨、潮の香や喉の渇きまで感じられるような、そんな旅気分を味わえた。自分が小学生だったら、ぼくも挑戦してみたい!って、次の夏休みが楽しみになってきちゃうかも。そのときには誰と一緒に?って、仲のよい友達とか、ちょっと気になっている誰かを思い浮かべてみたり。 「風馬は、かっこいかった」と、彼のがんばりをしっかり見届けて、報告できたコタもまた、無鉄砲ながらもよく頑張っていたね。 あとがきの最後にあった出雲への旅の物語もぜひ読んでみたい。 2024/07/01

すみっちょ

11
小学生って子どもの部分と大人の部分が混ざってて、学年が上がるにつれてその割合が変わっていくのかなと思います。4年生の風馬にとって6年生のコタは心強い相棒だったはず。遠かったかとの質問に「すっごくしんどかったのに、けっこう近く感じた気もする」という答えも納得です。この気持ちは、持久走大会の後の感想に似てるかも。こんなに思い切った思い出が私の子供時代にはなかったので、なんかいいなーと思いました。2025/01/09

11
小学6年の藤森庫汰郎は、図書館で良く顔を合わせるだけの小学4年の榊原風真の「しまなみ海道を走破する」という自由研究に付き合うことになる。用意周到の風真と無鉄砲で出たとこ勝負のコタのコンビ。夏のギラギラとした太陽や、海風の匂い、二人が汗まみれで自転車をこぐ姿も目に浮かんでくるよう。ちゅうでん児童文学賞受賞作品。あとがき「夏は本来、襲ってくるものでなく、たくさんのワクワクをたずさえて巡ってくるものです。」本当に、酷暑が子どもたちから夏の楽しみを奪ってしまう危険ありです。2024/07/29

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