迷子手帳

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迷子手帳

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065355473
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

いつまでも迷子であり続ける人のための手帳です。これ一冊あれば、貴方もきっと迷子になれる。
「いつもインコを肩にのせている神秘的な少年」になろう、と考えたのだ。ぎゃー。何なんだ、それ。よせ。やめろ。でも、夢見る私はもう止まらない。ピーコちゃんを肩にのせて、おそるおそる玄関のドアを開けてみた。(本書より)
「北海道新聞」好評連載ほか、人気歌人の最新エッセイ全57篇。

内容説明

いつまでも迷子であり続ける人のための手帳です。これ一冊あれば、貴方もきっと迷子になれる。「北海道新聞」好評連載ほかエッセイ全57篇。

目次

クリスマスとの戦い
眠り姫のプリント
誕生日を忘れてしまう
人を殺してしまった夢
云えない言葉
危険な冷蔵庫
別世界を生きる
妻のサッカー話
さみしいものが見たくなる
世界が歪む
クイズの時間が始まる
トワの島
太郎たち
或る失敗
妻の質問
倒れないドミノ
私は私?
服を汚した話
タイムトリップ体験
昭和の亡霊たち〔ほか〕

著者等紹介

穂村弘[ホムラヒロシ]
1962年、北海道生まれ。歌人。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。短歌のみならず、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍。2008年に短歌評論集『短歌の友人』で第一九回伊藤整文学賞、連作「楽しい一日」で第四四回短歌研究賞、2017年にエッセイ集『鳥肌が』で第三三回講談社エッセイ賞、2018年に歌集『水中翼船炎上中』で第二三回若山牧水賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

198
書店で見かけ、ジャケ借りしました。穂村 弘 、2作目です。作家先生というよりも、市井の一般人のような感覚、ユーモラスなエッセイでした。 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=00003892812024/06/24

R

101
短歌歌人によるエッセー。日常のなんでもないことをつらつらといった文章なんだが、とても読みやすく、でも情景が浮かぶような話しで面白かった。短歌まで言葉をそぎ落としていないけど、描いている情景は短歌の題目になりそうなそれで、そもそもの着眼点や感受性の部分が違うんだと思わされた。奥さんのことを理解できないシリーズとでもいうような内容が面白くて、その心情描写がまた秀逸なんだが、夫婦ともども不思議な感覚の持ち主だなと思った。2025/06/02

ネギっ子gen

98
【自分だけがみんなと違うってことに不安を感じるのは、どうしてなんだろう。髪の色と肌の色が均一な国に生まれ育ったからなのか……】北海道新聞で連載中のエッセイなどをまとめた書。<世の中にはいろいろな手帳があるけど、迷子手帳は見たことがない。そこにはいったいどんなことが書いてあるんだろう。自分の住所や電話番号や名前?/たぶん、迷子手帳はその逆というか、いつまでも迷子であり続ける人のための手帳です。自分の道がしっかりわかっている人も心配しなくて大丈夫。これ一冊あれば、貴方もきっと迷子になれる>と。装幀イイよね。⇒2024/07/20

万葉語り

55
生徒手帳、警察手帳、そのものの在り方が書いてあるのが手帳で、迷子になってもこの本があればなんとかなるさと思わせてくれるようなエッセイでした。昭和の亡霊、カバーにひらひらや玉のれんには笑った。永遠ちゃん、屯田兵の人形、札幌の女子高生には不思議なめぐりあわせを感じた。穂村さんの肩の力の抜け方がすごく羨ましくて見習いたい。2024-992024/08/12

アーちゃん

52
初出「北海道新聞」「読売新聞」他。2017年~2024年までのショートエッセイ57篇。”いつまでも迷子であり続ける人のための手帳です。これ一冊あれば、貴方もきっと迷子になれる。”いつもながら、ほむほむの言語センスに感心。前作「蛸足ノート」で最近のほむほむに慣れたせいか、あっという間に読了。ご本人も書いておられるが”いつもインコを肩にのせている神秘的な少年”はやっぱり恥ずかしいです。そしてタイムトリップできるなら、私もフジモトマサルさんと同じでニジンスキー『春の祭典』を生鑑賞したい。角のない装丁も素敵。2024/07/10

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