出版社内容情報
いつまでも迷子であり続ける人のための手帳です。これ一冊あれば、貴方もきっと迷子になれる。
「いつもインコを肩にのせている神秘的な少年」になろう、と考えたのだ。ぎゃー。何なんだ、それ。よせ。やめろ。でも、夢見る私はもう止まらない。ピーコちゃんを肩にのせて、おそるおそる玄関のドアを開けてみた。(本書より)
「北海道新聞」好評連載ほか、人気歌人の最新エッセイ全57篇。
内容説明
いつまでも迷子であり続ける人のための手帳です。これ一冊あれば、貴方もきっと迷子になれる。「北海道新聞」好評連載ほかエッセイ全57篇。
目次
クリスマスとの戦い
眠り姫のプリント
誕生日を忘れてしまう
人を殺してしまった夢
云えない言葉
危険な冷蔵庫
別世界を生きる
妻のサッカー話
さみしいものが見たくなる
世界が歪む
クイズの時間が始まる
トワの島
太郎たち
或る失敗
妻の質問
倒れないドミノ
私は私?
服を汚した話
タイムトリップ体験
昭和の亡霊たち〔ほか〕
著者等紹介
穂村弘[ホムラヒロシ]
1962年、北海道生まれ。歌人。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。短歌のみならず、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍。2008年に短歌評論集『短歌の友人』で第一九回伊藤整文学賞、連作「楽しい一日」で第四四回短歌研究賞、2017年にエッセイ集『鳥肌が』で第三三回講談社エッセイ賞、2018年に歌集『水中翼船炎上中』で第二三回若山牧水賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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万葉語り
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