世界ともだち部 〈２〉

週末北欧部ｃｈｉｋａ

講談社（2024/05発売）

• サイズ 46判／ページ数 160p／高さ 19cm
• 商品コード 9784065354872
• NDC分類 726.1
• Cコード C0095

出版社内容情報

私のはんぶんは、ともだちでできている。
だから私は、前を向いていけるのだ。（本文より）


フィンランドを好きになって10年以上。
フルタイム就業＋寿司学校通いという修業期間を経て
ついに北欧移住の夢を叶えた「週末北欧部chika」。

信じられないくらい忙しくて、
寿司修業先で泣きそうになったり
英会話レッスンで言葉に詰まったり…
そんなくじけそうになる瞬間も、
「がんばればできる気がする！」
と謎の前向きさを保てていた理由は、

「世界各国にいるともだちのおかげ……！！」

自分と似たともだちとは同じ楽しみを共有し、
異なる考え方を持つともだちには感化されることが、
また自分らしさのひとつになっていく――。
喜びとひらめきを与えてくれるともだちとのエピソードをつづる、
前向きフレンドシップエッセイ！

『世界ともだち部』２巻に登場するのは、たとえばこんな友人たち！
・フィンランドと日本。お互いの憧れの国で、アパートを交換し合ったクズリさん
・韓国の田舎でのびのび農村暮らしを始めたネズミさん夫婦
・温泉地ボランティアの師匠、７０代のメジロさん
・「家を持たない暮らし」を実行中の同僚、ムササビさん
・ノルウェーのフェスに果敢に参加！舟唄を歌ううみねこ合唱団のみなさん
・その他、人生のひとときを一緒に過ごした「一期一会」の出会いが多数！
etc…

コミックスだけで読める描きおろし漫画も収録！

【大人気SNSアカウント「週末北欧部」とは…】
北欧が好きすぎて、会社員として働きながらフィンランドでの就業を目指して
寿司学校に通い、ついにその夢を叶えてしまった人。
前向きで、何かを愛することが上手な著者のエッセイは優しくてエネルギッシュな読み心地。
（自画像のにこにこしたおもちのような生物は、カモメがモデル。）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kei-zu]

フィンランドに居住の著者による交遊録。同国に憧れ就労のためにすし職人の修行を行うなど、その行動力は驚くばかりの著者ですが、多くの友人がその支えになったとのこと。その友人たちの行動力もすごい。紹介されるエピソードは既刊で読んだものもありますが、語り口が変わってまとめて読むのも楽しい。心が温かくなります。

2024/05/26

[トラ]

今回は韓国の友達のエピソードが多かった気がする。文化や性格も違うのに仲良くなれるのは、作者の受け入れる気持ちがあるから成立しているのかと感じる。考えが似た外国人なんて多分あまりいない。知り合って関係が続くにはそれなりに相手に対しての接し方がいいのだと思う。絵の感じから同性なのか異性なのかわからないが家に泊めたり、交換するってなかなかできない。作者の本を読むたびやってみたいことやろうと背中押されるし、狭い世界でいきてる。

2025/04/18

[psy]

今巻もとっても面白く。特典欲しさに昼休み三省堂に走りました〜（電車がw）ちかさん凄すぎる〜と毎回思いますが、お友達の皆さんもまた凄い〜。書き下ろしのおばあさまのお話もとてもよかったです。そういえば、最初の本の時のお話もとてもよかったですね（多分未収録？）今、ちかさん色々大変かもですが、またご活躍を拝見致したく。次巻もとても楽しみです。

2024/05/26

[せめてものパセリ]

chikaさんの本を読むと行動力がみなぎる！気がする。自分がなにを好きかちゃんとわかっていて、そのために行動できるって、結構難しい。コミュ力高いのは、やっぱり人柄なんだろうな〜！今回もとてもおもしろかった！

2024/05/23

[ねこうさぎ]

ひとつひとつのエピソードが印象的だった。こんな素敵な出会いはなかなかないと思うけど、それを実現させているのはやっぱり著者のバイタリティによるところだと思う。私もアクティブになりたい、そして人との一期一会を大事にしていきたい。

2025/03/29