出版社内容情報
【対象:小学校高学年以上】
◆主な内容
ぼくには、5歳の誕生日の記憶がない。親に聞いても「家で寝ていた」と言うばかり。
それから時はたち、中3の誕生日を迎えたとき、家に謎の手紙が届く。
開けてみると、中には「誕生日おめでとう」と書かれた便箋と、ビニールに包まれた黒い砂が入っていた──。
うっすらとある「遊園地に行った」という記憶。黒い砂。その二つがつながったとき、たどり着く真実とは。
企業の社会的責任に切り込む衝撃作!
内容説明
中三の透馬には、5歳の誕生日の記憶がない。母に聞いても「家で寝ていた」と言うばかり。15歳の誕生日を迎える直前、家に届いた謎の手紙を開けると、中には「誕生日おめでとう」と書かれた便箋と、ビニール袋に包まれた黒い砂が入っていた。うっすらと残る遊園地の記憶と黒い砂を手がかりに、透馬は真実を追い求める。あの遊園地は本当にあったのか?連れて行ってくれた大人は誰だったのか?そこで会った双子は―?「天山の巫女ソニン」シリーズの菅野雪虫が描く薄れゆく記憶と再生の物語。
著者等紹介
菅野雪虫[スガノユキムシ]
1969年、福島県南相馬市生まれ。2002年、「橋の上の少年」で第36回北日本文学賞受賞。2005年、「ソニンと燕になった王子」で第46回講談社児童文学新人賞を受賞し、改題・加筆した『天山の巫女ソニン1 黄金の燕』(講談社)でデビュー。同作品で第40回日本児童文学者協会新人賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
雪丸 風人
スイ
septiembre
色素薄い系