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出版社内容情報
記憶障害を抱える脳外科医が、
医者としての自身を取り戻す。
日本における脳血管疾患の患者数はおよそ112万人。その患者の多くがなんらかの後遺症と闘っている。
非正規滞在を余儀なくされた外国人は、日本の医療サービスを十分に受けることができない。
三瓶らが目のあたりにするのは社会に潜む障壁と、支援されることによって生きる力を失っていく人達。
ささいな不注意が重なって起こる交通事故もまた、積み上げきた人生を一変させる。
失ったものを補うように患者会の活動に傾倒していく被害者。一方で加害者は、贖うことのできない罪に苛まれていく。
そしてミヤビを襲う、わずかな変化―――。
「脳膿瘍」「びまん性脳腫脹」のエピソードを収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
笠
1
3.5 不法滞在の外国人の言語障害、子どもの後遺症としての高次脳機能障害など。結構裁判の話が多くなってきたな。こういう話を読むと特に子どものヘルメット着用は義務化すべきだなと思う。被害者の会は最初うさん臭いかなと思ったがちゃんとした団体でよかった。不法滞在の外国人は、周りが何とか救おうと動いてくれているのに、自分は生かされてるだけ…とか文句垂れてるのはちょっとイラッとしたが。西島グループの医療観光化計画は着々と進んでるが、主人公たちとはどう絡んでくるのかな。2025/02/12
れい
1
不法滞在外国人や交通事故被害者家族など、今の社会の問題を取り上げていて、とても興味深いし、心が痛い。2024/11/09
ぽんだま
1
みやびちゃん…。なかなか深い。2024/06/01
かめあい
0
医療観光ビジネス、日本が食い荒らされるみたいで嫌2024/12/18
Decoy
0
悲しくて汚いお話が描かれているのに、独特のユーモアで、そこまで悲惨な印象を残さないところが、とても良い。2024/07/23
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