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出版社内容情報
常軌を逸した少女ちーちゃんが暴く、少年少女と家族の暗部…
『惡の華』『血の轍』の作者、最新作!!
内藤瑛亮監督の映画『毒娘』の常軌を逸したヒロイン・ちーちゃんの前日譚を、
押見修造がオリジナルの漫画『ちーちゃん』として描く、異色のコラボレーションが実現。
中学校に全然来ないちーちゃんが、ふいにボロボロのジャージ姿で
虫の死骸を持ってやってきて、クラス中の騒ぎになった日。
幼稚園からずっと一緒で彼女を気にかける優愛に、
クラスメイトの航大が「俺がちーちゃんを助けてあげようか?」
と言い出して…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨
28
映画観たくなりました。 どうやら映画の前日譚みたいなので続きが気になった。2024/04/15
空のかなた
22
映画毒娘、を観てから「ちーちゃん」へ。どちらも重なっていながらも、違う世界を描いているので、濃密な後味。ちーちゃんの「またね」というセリフが、映画のその声として誌面から聞こえてくるよう。鋏、の開く〆る、刺す、その軋む音さえ聞こえてくる感触が迫る。映画の中にあった「ちーちゃんはかつて同級生を失明させた」という事件が映画では分からなかった部分。その前日譚がこのコミックのクライマックス。観てるだけで痛い、痛い、怖い。ちーちゃんの哀しさもちゃんと描かれていて、もう一回映画「観に行きたくなった。さすが押見作品。2024/04/14
∃.狂茶党
16
映画のタイアップ漫画。 奇妙な少女の、誕生篇。 プロローグであって、この作品だけで完結していないのが、ストレスになるが、作画レベルの高さもあってひきこまれる。 ホラーとして読むとあまり怖くないかも。 2024/04/18
地下鉄パミュ
7
ジャックザリッパーのような女の子でした...映画ありきのコミック化だったのは残念ですが、この鋏を振り翳する女の子ちーちゃんに何があったと言うのか?もっと深く真相が知りたい。無理で無ければコミック化をお願いしたいと思います。2024/06/17
かなっち
4
表紙の少女が恐ろしくて、ホラー好きとして手に取らないわけにはいきませんでした。映画『毒娘』の、常軌を逸したヒロインの前日譚だそうです。中学校に全然来ないちーちゃん、いつもボロボロのジャージ姿で虫の死骸を持つちーちゃん。彼女が怖いのはもちろんですが、彼女だけではなく周囲の友人や家族も怖くて、背筋がゾワゾワしました。面白くて一気読みし、どうなっちゃうの⁉と興奮したところで、続きは映画で…となっていたのが若干残念でしたね。普段映画をあまり観ない人間なので、映画が終わった後にでもコミックス化してくれませんかね…。2024/06/12