講談社文庫 時代小説文庫<br> 流言―武商繚乱記〈3〉

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講談社文庫 時代小説文庫
流言―武商繚乱記〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065347607
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

吉川英治文庫賞作家・上田秀人がおくる
書下ろし時代小説、最新刊!!

世に怖きは噂の力。
見せよ! 町方同心魂

時は元禄、大坂では莫大な富を得た大商家・淀屋が隆盛をきわめる。
淀屋に借金をする大名が増えて、返済が滞る、さらにカネを借りるという悪循環に陥っていた。
もはや、淀屋は世を動かす重要な歯車になっていることに危惧を覚えた
幕府は、目付の中山出雲守を大坂東町奉行の増し役(ましやく)に任じ、淀屋を探らせることに。
大坂・東町奉行所の同心、山中小鹿(やまなか・ころく)は、
上役の娘だった妻の不貞を許せず、少々手荒に離縁したのを理由に東町奉行所内で孤立していた。
「淀屋を潰す証拠を見つける」という密命を帯びた中山出雲守は、気概あるはぐれ者の小鹿に目をつけて、
淀屋の監視を命じる。いっぽうの淀屋も密かに策を練っていたーー。
カネを駆使して武士を水面下で操ることに長けた豪商との争いに直面する
町方同心・山中小鹿は、持ち前の粘り強さでいかに立ち向かうのか。

内容説明

町方同心山中小鹿は、古金を集める淀屋に対し、その魂胆はわかっていると釘を刺す。だが天下を回す歯車となった淀屋の処遇について、幕閣内も一枚岩ではなかった。大坂城下では、淀屋と老中に喧嘩を売ったというあらぬ噂が流布する。東町奉行増し役中山出雲守が小鹿に噂の出所を探らせる。

著者等紹介

上田秀人[ウエダヒデト]
1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。’97年小説CLUB新人賞佳作。歴史知識に裏打ちされた骨太の作風で注目を集める。講談社文庫の「奥右筆秘帳」シリーズは、「この時代小説がすごい!」(宝島社刊)で、2009年版、2014年版と二度にわたり文庫シリーズ第一位に輝き、第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞も受賞。抜群の人気を集める。初めて外様の藩を舞台にした「百万石の留守居役」シリーズなど、文庫時代小説の各シリーズのほか歴史小説にも取り組み、『孤闘 立花宗茂』で第16回中山義秀文学書を受賞。2022年第7回吉川英治文庫賞を「百万石の留守居役」シリーズで受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やま

54
豪商の金を狙うものたち。大阪東町奉行所同心で、小具足術の遣いて山中小鹿(ころく)は、奉行所の実力者である筆頭与力の和田山内記介の怒りをかい、同奉行所へ増し役として赴任してきた奉行の中山出雲守時春に付けられた。増し役とは、本役の奉行の他に重大な場合などに派遣される役職です。なお、東町奉行所には、本役の奉行として松平玄蕃頭忠固(ただかた)がいる。2024/10/02

ガットウ

16
★★★★4.0点。話が大きく動き出した。山中小鹿はどう絡むのか?2024/06/16

まさ

2
シリーズ第3弾。相変わらず当時の詳しい説明は興味深く読めますが、少しくどいようにも思えてしまった。その説明が長くてあまりストーリーが進まないように思いました。でもやっぱり続きは気になります。小鹿、堺屋などの登場人物もなかなかに魅力的です!☆4.12024/08/20

goodchoice

0
このシリーズは筋立ての方向性が今一歩わからず、読んでいて微妙な感じを受ける。2024/07/24

wang

0
力を持つすぎた浪速の豪商・淀屋。武士の世を取り戻すため淀屋を潰す理由を探る臨時の町奉行。微妙な立場でその両者と関わる同心の山中小鹿が奔走する。淀屋の財に目のくらんだ愚かものが、手を出してしまう。危ういバランスの中で情報戦が続いていた中で、情勢が動き出した。今後誰がどんな行動をして、誰が主導権を握るのか。面白くなってきた。2024/07/10

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