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出版社内容情報
「八咫烏(やたがらす)」の一族が住まう世界・山内(やまうち)を統べる「真の金烏(きんう)」として、日嗣(ひつぎ)の御子の座についた若宮。
若宮に娶(めとら)せる妃(きさき)選びが始まるが、その裏で宮廷では別腹の兄・長束(なつか)を代わりに据えんとする勢力が若宮を亡き者にせんと蠢(うごめ)く。
その策謀の中心にいると思われる南家(なんけ)を電撃訪問し、当主から腹の内を直接聞き出そうとする若宮。その「奇策」は吉と出るや否や。
そして、明るみになる本当の黒幕の姿とは……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にぃと
6
物語もクライマックスで、若宮を狙う陰謀の最終局面とそのネタばらしという内容。それ以外でも若宮、長束と南家の対談っぷりが冷え冷えとしてて緊張感あり実に読み応えあった。本編読んだ後だとこの表紙がなんだかんだ全てだろうなという感じ。「主を選ばない」としては次巻が最終巻だろうか。その後もシリーズが続いていってほしいが、今は楽しみに待ちたい。2024/03/03
雪猫
1
電書 ★★★★★!2024/02/22
かな(^^)よ
0
☆4.02024/03/04
真霜
0
物語も愈々佳境、ついに姿を現す「内通者」と導き出される「回答」には、既に原作小説で触れていますが思わず滾りました。文章より想像していた世界や人物がはっきりと色づき目に飛び込んでくるさまに、改めてコミカライズの有難さが身に沁みます。若宮派・長束派・各四家それぞれの腹の探り合いと静かな言葉の応酬は読み応えがありました。雪哉の振り回され過ぎな不憫さとたまに垣間見える年相応な部分を愛でつつ、徐々に若宮への忠誠が芽生えてきているのに嬉しさを感じたりしました。2024/02/27
檻の中の象
0
回答で二人が並んでるところが兄弟~ってなる。南家屋敷での南の大臣と長束様のやり取りがすっごいらしくて好きだから、回答のめっちゃフランクなやりとりでの衝撃がすごい2024/02/26