出版社内容情報
マディシ族の軍部が権力を握って、ギリ族を支配しているマディシ共和国。
ギリ族のアジリは、革命を起こそうとして死んでいった友人に触発され、家族を守るため、国を変えるため、立ち上がる。
ギリ族が蛇から精製しているマンバ毒には脳を覚醒させる力があり、
アジリは毒を喰らって"最強の戦士"に生まれ変わり、巨大義体を使って革命を起こそうする。
「休暇中」のトグサとツナギ、「教官」のバトー、中国の工作員など、
それぞれの思惑がアフリカの大地で交差し、アジリの革命はひとつの結末を迎えた。
「戦士」に生まれ変わった男が、本当に望んだものとは、なんだったのだろうか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さくりや
23
表紙が爆イケ。だいぶ内容を忘れていたので4巻から読み直した。やっぱり連載を追うより単行本をイッキ読みした方が面白いタイプの漫画だなあ。台詞回しがお洒落で好き。「勝ち取った地位じゃなく施しを受けた地位で威張り散らすもんじゃあるめえよ」とか「でも……世間があなたに向ける目はどうかしら?」「はン。ダンディな色男かな」とか好き。「用意は?」「マテバでいいなら」押井版リスペクト〜。良い意味で脳筋熱血漢な作風が新しい攻殻機動隊って感じ。作画担当の方のX旧Twitterを見たら好感度の塊だったので頑張って欲しぃ2024/02/23
Tenouji
10
直接は関係ないが、これを読む前に、映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」を観た。経済的な暴力には、仲間や家族なんだなと、つくづく考えさせられる。攻殻的なノリで、楽しく読めるが、最近は、この手の構図の現実感が強まるばかりだね。2025/05/07
毎日が日曜日
6
★★★★2024/02/25
aki(漫画スキー)
3
内容もボリュームもめちゃ満足。展開も面白いけどやっぱり一番は声が脳内再生される9課の新しい話が読める事がたまらん。そしてトグサとイシカワがハンサム。次の巻が2025年の初春てのだけが不満。もっと早く読みたい。2024/02/28
わらぼっすん
2
【良いところ ・画が丁寧。】 【悪いところ ・安定のシロマサ攻殻との設定剥離(というかガン無視) ・絵やストーリーから理屈が伝わってこない ・肩透かしの巨大義体戦 ・空気になるツナギ ・意外性のないストーリー】 相変わらずキャラの行動原理や世界観の理屈を深堀りすると『なぜ?』と思う部分が多い印象です。SFというよりなんちゃってSFとして読んだ方が良いでしょう。あとギャグ調の絵が巻を追うごとに気持ち悪くなってきている気がします。この辺りは個人の好みですけどね。2024/02/20
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