ヤングマガジンＫＣ ねずみの初恋 〈１〉

大瀬戸陸

講談社（2024/03発売）

• サイズ コミック判／ページ数 192p／高さ 19cm
• 商品コード 9784065344231
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

ヤクザ組織に殺し屋として育てられ、人の愛を知らずに育った少女、ねずみちゃん。何も知らない普通の青年、あお君。二人は恋に落ち、幸せな同棲生活を送り始めるが、組織はそれを許すはずもなく、あお君を誘拐し、抹殺しようとする。愛するあお君を救うため、ねずみは命をかけた「ある交換条件」を突きつける――。あまりに残酷で、あまりに切ない、初恋の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

ヒリヒリする。殺人マシーンとして育てられたねずみちゃんが恋に落ちた・・・。相手はなんとも頼りない男の子。偽りの日常は長続きするはずもなく。ねずみちゃんの感情が今一つはっきりとは描かれないので、何処で物語が爆発するのか分からない。彼氏くんが本当に“優しい”だけの人(褒めてないよ！)に見えてたけど、意外と矜持を見せてくれたヤクザに拷問されながら愛を語る下り。そこはファンタジー味強いんだけど、純愛が物語を動かしていく。ちょっと気になるなぁ。

2024/12/20

[神太郎]

可愛い絵柄なのにねずみちゃんがまさかの殺し屋稼業をしてるなんてーと思いきや碧くんという滅茶苦茶優男が出てきてからあらまぁしあわせな感じに……なるはずもなく。とことん殺伐としてます。そのギャップがすごいですね。碧くんを救うために碧くんを一人前の殺し屋に育て上げることで難を乗り切りますが、ここでねずみちゃんが実は碧くんのお姉さんを殺してた描写が挟み込まれるため、一気に不穏に。巻数があるのでいずれはどこかで露呈することになるのでしょうけど…。

2025/01/07

[さち＠毎日に感謝♪]

確か王様のブランチで紹介されていて、面白そうだと思ったので読みました。主人公が可愛い。殺し屋で殺す事に躊躇がないねずみがあおくんに恋をした事で、あおくんを助けたいという気持ちが芽生たところは恋してるなぁと思いました。現実は残酷ですが。2巻も楽しみです。

2024/09/14

[真栄📖【本意外活動停止します。もう、何もかも疲れました】]

お試し読みでしたが凄く良かった！ 無料になったら読みたい！

[s_s]

ヤンマガらしい痛々しい暴力描写が際立っていて、いくら恋愛要素があるとはいえ人には薦めづらい作品。誰かに最近のおすすめのマンガを聞かれても、本作の名前が真っ先に挙がることはないと思う。。殺しだけでもなく、色恋だけでもないという、ふたつの要素が融和したハイブリットな作品であることは確かだけれど、なんというか大味で現実味が足りず、いまいち感情移入できなかった。”殺しの本番”が描かれる2巻は読む予定だが、3巻目以降は購入するか悩み中。。

2024/07/01