動物城2333

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動物城2333

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  • サイズ 46判/ページ数 430p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065343869
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0093

出版社内容情報

長く人間に支配されていた動物たちは、人間と伍すだけの知能を得て独立した。
しかしかつての支配者である人間たちはそれを受け入れることができず、戦争を起こした。
長く続いた戦闘jの後、西暦2333年、動物と人間との間は冷戦状態にある。

動物王国の首都・動物城にある、街一番の探偵・ブレーメンのもとに、和平派・ワニのネロ将軍がやって来た。
人類から派遣された親善大使が殺害される殺人事件が発生したという。
いち早く真犯人を見つけ正しく公表しなければ戦争勃発につながりかねない。人間も動物も休戦の期間中も超兵器の開発に取り組んだため、今戦火を交えたら、世界は消え去ってしまう。
ブレーメンはネロ将軍ととともに調査に乗り出した!

内容説明

―動物は人間と並ぶ知能を得て独立を試みるが、人間はそれを受け入れずに戦争を起こした。長く続いた戦闘の後、西暦2333年、動物と人間は冷戦状態にある―。動物王国の首都・動物城一番の探偵・ブレーメンのもとに、ワニのネロ将軍がやって来た。人間の大使が殺害されたという。早急に真犯人を見つけ正しい手はずで公表しなければ、新たな戦争につながりかねない。ブレーメンはカエルのアグアとともに不可解な事件の調査に乗り出す。

著者等紹介

荷午[カゴ]
1992年生まれ。グローバルを愛するパンク女子。脚本家、ゲームクリエイターとしても活動。本作品が初の長編小説となる

王小和[オウショウワ]
1980年代生まれ。ミステリ小説愛好家。特に古典ミステリと新本格ミステリへの思い入れが深い。脚本の翻訳や創作も行う

島田荘司[シマダソウジ]
1948年広島県生まれ。武蔵野美術大学卒業。1981年『占星術殺人事件』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kanako

24
西暦2333年の動物の王国を舞台に、ロバの探偵ブレーメンが事件を解決していく、特殊設定ミステリ。個性的な動物がたくさん登場し、ファンタジックでコミカルな感じかと思いきや、凄惨な事件が起こったり、王国の闇が明らかになったり、最後の最後まで物語はいろんな方向へドライブする。人類に対する非常に社会的なメッセージもはらんでおり、人間としてはとても身につまされる内容でもある。いろんな要素がとにかくてんこ盛りで、ミステリでもありファンタジーでもあり社会派小説でもある。他に類を見ない読み心地の作品で、面白かった。2024/07/31

おうつき

19
動物達が人間と同じような知能を持ち、直立歩行ができるようになった世界。人間と動物の間に対立が発生し、一触即発の冷戦下で、動物王国にやってきた人間側の大使が不可解な死を遂げる。日本の本格作家が特殊設定を用いて描くようなミステリを想像すると肩透かしを食うことは間違いない。世界についてのルール設定が曖昧なので、言ったもん勝ちのオンパレードになってしまっている。だけど、この荒唐無稽な物語が不思議とクセになり、嫌いになることができなかった。寓話めいた話の運びが何だか心地よい。2024/07/23

Yuri

15
タイトルにも惹かれましたが、訳者が島田荘司というところで手に取りました。近未来、動物たちは知性を得てヒトとは別の王国を築きます。動物が動物であることがきちんと活かされたミステリー。面白かったです。2025/04/24

スイ

11
またすごいものを読んでしまった…。 人間から独立した動物たちの国で、ロバの探偵とカエルの助手が、人間の大使の殺人事件を解く。 その設定だけでも身を乗り出してしまうくらいだけども、様々なジャンルが盛り込まれていてとても一言では言い表せない。 でもきっちり作品としてまとまっている。 最初から最後まで面白かった。 人間を憎んでいる動物の多いこと…もっともです…。 しかし動物の国も理想郷ではなく、哺乳類以外への差別があったり、選民思想を抱く者がいたり。 突飛に思える舞台が、しっかり地に足がついている。 謎解きだけ2024/10/04

サケ太

11
特殊設定ミステリの面白さ。そのうま味を体感できる素晴らしい作品。知能を得た動物たちが容疑者。それぞれの職種だけでなく、特性もキャラクター性や展開などに関わってくるのが面白い。主人公のロバとカエルの掛け合いが好き。2024/09/14

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