出版社内容情報
「友だちのことは好きだけど、いっしょにいると『しんどい』と感じることがある」
「会話についていくため、作業的に話題のコンテンツを見ている」
「メッセージの返信が遅くならないようにチェックしてしまう」
こんなふうに感じて、苦しくなっている人はいませんか。
じつはその苦しみ、あなただけが抱えているものではなく、いまの世の中の多くの人がもつ悩みです。
友だち関係について「しんどい」と感じるのは、じつはあなた個人の問題ではありません。
じつは、いまの社会が、多くの人に「友だち関係を維持すること」を強いるような構造になっているのです。
気鋭の社会学者が解き明かす、まったくあたらしい「人間関係の教科書」です。
●私がすべての人を「知り合い」とよぶ理由
●かつての社会と現代社会でまったく変わった「友だちの在り方」
●「ずっと友だち」でいなくてもいい
●インターネットとスマートホンが劇的に変えた、私たちのコミュニケーション
●古代の哲学者たちは「友だち」をどう研究したのか
●ゲーム理論から考える、正しい友たちとの付き合い方
●学校でも家庭でもない、ゆるやかな「場」をもつことの重要性
……ほか
内容説明
SNSの反応が気になる。つい友だちに合わせてしまう。本音を言える相手がいない。ケンカになるのが怖い。「友だちづくり」を強要される社会でうまく人とつき合うコツ。人間関係がラクになる!中高生~大人までみんなに役立つ。
目次
第1章 私たちが「友だちがしんどい」と感じるワケ
第2章 今日からできる人づき合いのコツ
第3章 時代とともに変わる「友だち」のかたち
第4章 現代になって生まれた新しい「友だち」のかたち
第5章 SNSが変えてしまった人間関係のあり方
第6章 オンラインの人づき合いで疲れないために
著者等紹介
石田光規[イシダミツノリ]
1973年神奈川県生まれ。早稲田大学文学学術院教授。東京都立大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
Mayuko Kamiwada
しげ
Gaudi
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