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出版社内容情報
ワン・ポーカー勝負に勝利したカイジは、24億円もの大金を手に入れることに。次なる難問は、圧倒的にかさばる現金24億と、帝愛の追手だった‥‥。
会長・兵藤との対面から、なんとか生還した遠藤。完全に退路を断たれた彼は、一つの仮説を立てた。カイジは転々とした逃亡生活をおくっているのではなく、どこかに居をかまえているのではないか? 確信を持てないまま人海戦術で捜索を再開するが‥‥。一方、帝愛を完全に出し抜いたはずのカイジたちも、新たな難題「ご近所付き合い」という深刻な事態に直面していた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
17
おせっかいなモネ婆さん登場。必要以上の親切を押し付けるモネ婆さんのせいで、窮地に陥るカイジ達。そこまでの展開はいいのだが、その先でモネ婆さん自身がカイジ達に不審の目を向けるのは頂けない。なぜならモネ婆さんでなくても、それは可能だからだ。あくまで親切の行き過ぎでカイジ達が困っていく流れで良かったのではないか。そんな皮肉な展開が、いかにも『カイジ』らしいしね。2024/01/10
北白川にゃんこ
3
強敵!おばあちゃん!2024/02/01
笠
3
3 新刊読了。カイジ等を怪しむ向かいの家の婆さんを懐柔しようという話。相変わらず展開が遅いというか、ここ数巻に至っては何も進んでない気がする。というか、進むとか進まないとかじゃなくてジャンルが日常ものになったんだろうな。そう思って読めばこれはこれでアリという気もしてくるが、そのジャンルならスピンオフの方が面白いというのがなんとも。2024/01/29
チューリップ
3
デパートからの包囲網を抜け出せたカイジたちはしばらく籠城するという選択をするのだけど、今度はそのせいで近所に住むモネ婆さんに反社なのではないかと疑われてしまう。味方にしようと考えているけれど、味方になったらなったで余計な事してカイジたちをピンチにしそうな気もしてどう転んでも危うい気がする。今の所打ち解けられる空気でもなくどうするのかという展開だった。2024/01/17
Mr.deep
3
あぁ、どうして。デパート脱出編や会長の登場で一瞬ほの見えた過去の名作の残滓があっさり雲散霧消。そこに残るのはただただ醜怪なナニカ。往年のカイジファンは涙なくして読めない一冊となってます2023/12/06