講談社文庫<br> invert 城塚翡翠倒叙集

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講談社文庫
invert 城塚翡翠倒叙集

  • 相沢 沙呼【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 536p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065337899
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

★★★★★
★第20回本格ミステリ大賞受賞
★このミステリーがすごい! 1位
★本格ミステリ・ベスト10 1位
★SRの会ミステリーベスト10 1位
★2019年ベストブック
さらに2020年本屋大賞ノミネート、第41回吉川英治文学新人賞候補
あまりの衝撃的結末に続編執筆不可能と言われた、5冠獲得ミステリ『medium 霊媒探偵城塚翡翠』待望の続編!

すべてが、反転。

あなたは探偵の推理を推理することができますか?

綿密な犯罪計画により実行された殺人事件。アリバイは鉄壁、計画は完璧、事件は事故として処理される……はずだった。
だが、犯人たちのもとに、死者の声を聴く美女、城塚翡翠が現れる。大丈夫。霊能力なんかで自分が捕まるはずなんてない。ところが……。
ITエンジニア、小学校教師、そして人を殺すことを厭わない犯罪界のナポレオン。すべてを見通す翡翠の目から、彼らは逃れることができるのか?

ミステリランキング五冠を獲得した『medium 霊媒探偵城塚翡翠』、待望の続編は犯人たちの視点で描かれる、傑作倒叙ミステリ中編集!

invert
in・vert
【他】…を逆さにする,ひっくり返す,…を裏返しにする;
〈位置・順序・関係を〉反対にする;〈性質・効果などを〉逆転させる;
inverted detective story:
倒叙推理小説

内容説明

完璧な犯行計画による殺人。用意された鉄壁のアリバイ。事件は事故として、他殺は自殺として処理される、はずだった。霊感によって視えないものを視る美しい娘、城塚翡翠が現れるまでは。ミステリランキング5冠を獲得した衝撃の結末から一転、犯人の視点で描かれる倒叙推理小説集。探偵の推理を推理せよ!

著者等紹介

相沢沙呼[アイザワサコ]
1983年埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。繊細な筆致で、登場人物たちの心情を描き、ミステリ、青春小説、ライトノベルなど、ジャンルをまたいだ活躍を見せている。『小説の神様』(講談社タイガ)は、読書家たちの心を震わせる青春小説として絶大な支持を受け、実写映画化された。シリーズ前作『medium 霊媒探偵城塚翡翠』で第20回本格ミステリ大賞受賞、「このミステリーがすごい!」2020年版国内編第1位、「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキング第1位、「2019年ベストブック」(Apple Books)2019ベストミステリー、2019年「SRの会ミステリーベスト10」第1位の5冠を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベイマックス

87
何を書いてもネタバレになる。もう読んでいただくしかない作品です。2024/01/13

ま~くん

71
「雲上の晴れ間」。ベンチャー企業の社長が幼馴染みの社員に殺された。翡翠は鉄壁のアリバイを持ち前の観察眼で崩していく。「泡沫の審判」。小学校の女性教師が子供の盗撮という卑劣な犯罪を犯す糞野郎を殺害。完璧な工作で事故死と判断されそうになるが翡翠は女性教師の殺人と確信。2人の心理戦は見物。罪を憎んで人を憎まずなんてとても言えない奴を罰して何が悪いと吠えたくなった。「信用ならない目撃者」。元刑事の探偵が自分の不正を告発しようとした部下を射殺。目撃者がいたにも関わらず警察は自殺と判断。翡翠の追い詰め方が流石でした。2024/01/11

sin

62
刑事コロンボのようなヨレヨレの親父…いや、ヨレヨレのコートを羽織った中年男性に何度も顔を見せられると不快だろうが陰で古畑任三郎を気取った彼女が接触する度に舞い上がる男の様は彼女の目に愚かに映るだろう。正義の履き違えで殺人という罪を犯した教師も、殺人を元刑事と云う経歴で成し完全犯罪の自負に罪を糊塗してしまう様も浅はかと言う他はないが、殺人を殺人故に糾弾する彼女は果たして何を成し得ているのだろうか?彼女の殺人の証明は正しい倫理ではあるが、まるで西洋医学のような対処療法でありその根本を取り除く手段とは思えない。2024/02/25

森オサム

51
城塚翡翠シリーズ二作目。前作が完ぺきに完結した長編だったので、続編はどうするのかと思ったら倒叙物中編集となっていました。そして、倒叙物は同じ様なパターンの繰り返しになるイメージが有りますが、本シリーズは読者への挑戦が入る、と言う変わり種。なるほど、良く出来ていて面白いと思いました。主人公の(演じている?)キャラには確かにイライラさせられますが、まあ一応意味が有る、という事で我慢しましょう(笑)。3話目はすっかり騙されてとても良かったです、ドラマはどうやったのでしょうか?。ドラマも続編も気になる良作でした。2023/12/13

おっしー

42
翡翠ちゃんシリーズ2作目。倒叙モノの中編3編。確かに倒叙トリックのミステリってあんまり読まないかも。「探偵の推理を推理する」ことを読者への挑戦状で課せられる。面白い構成だと思った。最後の「信用ならない目撃者」が派手にやってくれて良かった。あっぱれ。今回は翡翠ちゃんは主役でありつつも、相棒の真ちゃんの立ち回りもかなりクローズアップされていて、シリーズものとしての方向性が見えた感じなのかな。翡翠ちゃんにぶんぶん振り回される真ちゃんも可愛かった。とはいえ、好みとしては前作の方が好きだったかな。次回作も楽しみ。2024/03/12

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