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出版社内容情報
40億年にわたる生命の進化史を綴る全3巻にわたる好調企画の三冊目、新生代編です。白亜紀末の大量絶滅により恐竜がいなくなった後に繁栄した哺乳類の多様化と進化を中心に、さまざまな分類群の特徴的な種を取り上げながら、豊富な化石写真と復元画とともに解説していきます。
本書では、三つの時代を、哺乳類をはじめとした様々なグループ、約100種の生き物を紹介しながら概観していきます。
第1章は、古第三紀、恐竜絶滅後の世界です。恐竜の生き残りである鳥類、急速にニッチを獲得し多様化した哺乳類の時代です。第2章は新第三紀、現在の哺乳類の祖先となる動物たちが現れ繁栄した時代です。人類の祖先が登場したのもこの頃です。第3章は、第四紀、氷河時代です。氷河時代から現在までつながる時代区分のなかで、気候変動による生物の進化と絶滅を見ていきます。
目次
第1章 始まりの時代 古第三紀
第2章 冷えていく時代 新第三紀
第3章 氷河とともにある時代 第四紀
著者紹介
土屋 健
オフィス・ジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の記者編集者、サブデスク(部長代理)を経て2012年に独立し、現職。近著に『機能獲得の進化史』(みすず書房)、『地球生命 水際の興亡史』(技術評論社)、『恋する化石 「男」と「女」の古生物学』(ブックマン社)など多数。
内容説明
地球上は哺乳類の楽園だった!恐竜類の退場にともない、哺乳類は多様化し、大型化し、地球上を席巻した。巨大な鳥類や大型のワニ類も登場。海には、クジラをも獲物にするような巨大ザメもいた。恐竜亡き後に現れた地球の楽園は、氷河の時代を経て人類の出現とともに、どのように変わっていったのか!?
目次
第1章 始まりの時代―古第三紀(大絶滅から一夜明けて―暁新世;多様化する哺乳類―始新世;変革する世界―漸新世)
第2章 冷えていく時代―新第三紀(人類の出現―中新世;氷河時代への“準備”―鮮新世)
第3章 氷河とともにある時代―第四紀(極寒の大陸に生きた哺乳類;北アメリカの“楽園”;南アメリカの“楽園”;オーストラリアのの“楽園”;日本の“楽園”;ホモ属、台頭;人類が滅ぼした“古生物”)
著者等紹介
土屋健[ツチヤケン]
オフィスジオパレオント代表。サイエンスライター。日本古生物学会会員、日本地質学会会員、日本文藝家協会会員。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科修了。修士号取得(専門は地質学、古生物学)。科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て2012年に独立し、現職。2019年、サイエンスライターとして初めて、日本古生物学会貢献賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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ホークス
もっぱら有隣堂と啓文堂
minochan
HaruNuevo
J