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出版社内容情報
暗澹たる地の獄‥‥底の底‥‥
日々肉体労働を強いられながらも‥‥
1日外出券で悠々自適に暮らす大槻班長‥
憧れの推し俳優を目の前にし‥‥
話しかけまいかと悩むことがあれば‥‥
大好きなチキンカツに舌を巻き‥‥
好物に共感できる仲間を探すこともある‥!
酒に身を任せ記憶をなくしたあの夜には‥‥
反省と成長の冒険が待っていた‥‥!
日々発見が止まらない‥‥
オトナに楽しむ愉悦的スピンオフ‥第17巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やも
64
くっそーー…今日は職場の隣のおっさんから負のバトンを受け取ってしまった😑この気持ちを浄化させたくて、この巻に入ってる負のバトンの話を読む。早く何かいいことをして、浄化したい!!人には絶対にこのバトンは渡さないぞ❗きぇーーー‼️2024/12/23
星野流人
32
泥酔して記憶を完全に失ったところから宮本さんを探しに行く「追跡」と、牧田さんの次男の弘樹くんが1日外出についてくる「背伸」が好きなエピソードでした。大槻と弘樹くんの交流は、なかなかに微笑ましくて良かったです。この回は登場人物がいい人しかいない。気取ってない等身大の、でもたしかに子どものそれとはぜんぜん違う大人の日常を体験して、それを大人になっても忘れないでいられるってのは本当に良い経験。巻末は特別編の「1日休日録ミヤモト」。休んでもいい、と前向きに背中を押してくれる良い回でした。2023/11/12
しぇん
19
子供の頃、ちょっとした大人の体験したら一生の思い出になりますもんね。等、良い話も挟んできてますし、負の連鎖を断ち切る良い話もありましたが、そんな時は四五六サイで定期的にクズな事を思い出させてくれるのも良いですね。しかし、木村さん一歩間違えればトイレに閉じ込められて死ぬ話ありましたが、これは、中々怖かったです。現実にあったとか?2023/11/09
緋莢
12
<ファンの中には…よくある…!ファン過ぎて…逆にもうなんか…話しかけたくないという心理…!> 大槻、喫茶店で推し俳優に遭遇。話しかけなくていいと思いつつ、でも後悔というのは分かりますが、自分は絶対に話しかけられないだろうなぁ(そもそも、有名人に遭遇しないけど)大槻が、とんかつとからあげと二大人気料理に挟まれた不遇の料理と考えるチキンカツ。 自分は大好きです(続く2024/05/13
TaHi
11
今回は4つの話が印象に残った。小学校高学年になった牧田の息子が大人の世界を背伸びして冒険する話に感動した。ナスの素揚げ食べたいな。想像するだけでよだれが出そう。負のバトンの話は秀逸で、悪い事が重なってイライラが積み重なったとき、ふと傘を渡す徳ある行為によって、負の連鎖から解放される。一見普段よくある事が描写される中に深みがあって良かったな。一方で、最後のおまけ、宮本の休日は、だらっと過ごしてしまった休日の後悔する気持ちがうまく表されていて共感できた。それでもいいんだというオチにやさしさを感じた。2024/01/18