星海社FICTIONS<br> 涜神館殺人事件

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星海社FICTIONS
涜神館殺人事件

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  • サイズ B6判/ページ数 416p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065336007
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

超常現象渦巻く悪魔崇拝の館で幕を明ける、霊能力者連続殺人事件!
異才・手代木正太郎の筆が暴れる、ゴシックホラー×本格ミステリ!

“妖精の淑女”と渾名されるイカサマ霊媒師・グリフィスが招かれたのは、帝国屈指の幽霊屋敷・涜神館。
悪魔崇拝の牙城であったその館には、帝国が誇る本物の霊能力者が集っていた。
交霊会で得た霊の証言から館の謎の解明を試みる彼らを、何者かの魔手が続々と屠り去ってしまう……。
この館で一体何が起こっていたのか?
この事件は論理で解けるものなのか?
殺人と超常現象と伝承とが絡み合う先に、館に眠る忌まわしき真実が浮上するーーーー!!

内容説明

“妖精の淑女”と渾名されるイカサマ霊媒師・グリフィスが招かれたのは、帝国屈指の幽霊屋敷・涜神館。かつて悪魔崇拝者の巣窟であったその館には、帝国が誇る本物の霊能力者が集っていた。交霊会で得た霊の証言から館の謎の解明を試みる彼らを、何者かの魔手が続々と屠り去ってしまう…。この館で一体何が起こっていたのか?この事件は論理で解けるものなのか?殺人と超常現象と伝承とが絡み合う先に、館に眠る忌まわしき真実が浮上する―!!

著者等紹介

手代木正太郎[テシロギショウタロウ]
2011年に講談社BOX新人賞PowersでTalentsを受賞、2012年に小学館ライトノベル大賞で優秀賞を受賞し、『柳生浪句剣』(講談社BOX)と『王子降臨』(ガガガ文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

155
カーの怪奇趣味はあくまで作品の装飾だったが、それらが実在する設定下で霊能者が殺されていくドラマ。過去に黒ミサや黒魔術があった貴族館を舞台に、完全な密室状態の不可能犯罪で。ここまでゴシックホラーに淫しながら謎解き物が成立するか危惧したが、いい意味で裏切られた。探偵役が霊能力だけで捜査して推理を重ね、異世界的な設定と有機的に結びつくところが巧みだ。特殊設定ミステリ全盛の昨今だが、他ジャンルとの横断に成功している点で独自の世界を築いている。ただ語り手の喋り方が、宇能鴻一郎のポルノ小説そっくりなのはいただけない。2023/12/14

麦ちゃんの下僕

149
「第24回本格ミステリ大賞」候補作5作品のうちの1つ。(スコットランドを思わせる)北方の寒冷湿地帯に建つ“幽霊屋敷”こと「涜神館」…かつて悪魔崇拝と狂乱的な快楽追求が行われていたその館で、館の住人や“ゴーストハント”を行うために集められた霊能力者たちが次々に殺される…!?/なるほど、これはゴシックホラー✕本格ミステリーが見事に融合した傑作ですね!心霊現象を取り入れた特殊設定ミステリーであり、淫猥な描写もかなり多いので好き嫌いは分かれそうですが…僕は“大人のダークなファンタジー”としてもすごく楽しめました。2024/04/09

yukaring

81
オカルト風味満載のゴシックホラー×本格ミステリ。悪魔崇拝の館"涜神館"に集められた霊能力者達と交霊会、超常現象が跋扈する中で不可解に殺される人々。オカルト色が強い謎多き館の世界観がすごく好みで楽しい。集まったのは逆行認識で過去視ができる者、心霊写真を撮る写真家、霊の力で発掘をする考古学者、エクトプラズムを操る者など誰をとってもひと癖もふた癖もある人物ばかり。果たしてこの事件は現実的に解くことが可能なのか?館に眠る忌まわしき真実が明らかになる様はまさに圧巻。新年1冊目にふさわしい(?)インパクト抜群の1冊。2024/01/01

雪紫

74
「ややややば過ぎる・・・!」と言うか、飛鳥部勝則さんのゴシック三部作復刊に悲鳴と歓喜を挙げてる既読者達は読んだほうが良いです。絶対。脳内寄声、大発生!本物の降霊術師達(ついでに読者)に襲いかかるゴシックホラーミステリの恐怖と冒涜の神。主人公コンビの書き方もしっかりしてるのに、降霊術師達が自分の力とどう向き合い、果てたのかもおどろおどろしくしっかり伏線込みで書かれていて止まらなくなる。ミステリ以外の描写も恐ろしい。この物語を真に支配していたのは、誰?とにかく飛鳥部さんファンに布教したいマジで(正気か?)。2023/10/29

aquamarine

72
「妖精の淑女」と呼ばれたイカサマ霊媒師・グリフィスは悪魔崇拝の牙城で幽霊屋敷と噂される涜神館に霊能力者のひとりとして招かれた。集った様々な霊能力者が館の謎を解く予定が、殺人事件が起きて…。館に霊能力者ということでゴシックホラー部分をしっかり楽しんだが、最後に明らかになるのはそれをきちんと組み込んだうえでの本格ミステリで驚き。その後涜神館のラスト部分に呆然としたり、エピローグの方向が好みだったりと気持ちも二転三転させられた。グロはともかくエロさにはちょっと辟易したけれど、それを差し引いてもとても面白かった。2024/01/21

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