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出版社内容情報
高2で絵を描くことの楽しさに目覚め。猛烈な努力の末に東京藝大に合格した矢口八虎。
藝大2年目の夏のある日、八虎は、「公募展」なるものを知り、年上の同級生・八雲と鉢呂が、その作品制作のために彼等の故郷・広島へ帰省するのに誘われる。賞金や展示など授業や課題とは一線を画す作品作りの世界を意識した八虎は、夏休みを広島で過ごすことになった。
作品制作に励む一方、八雲や鉢呂、藝大の同級生・桃代たちと過ごすうちに、彼らの古い友人だった真田という藝大生の存在を知る。彼女こそは八雲や鉢呂や桃代にアートへ向かう強力な動機を植え付けた若き芸術家だった…!
「新入生」の時期は終わり、大人へのステップが始まる。新しい出会い、新しい課題、美術との関わり方、八虎の人生も新しい局面へ。
アートの歴史や可能性を詳細に活写、美大に進学した青年たちの情熱や奮闘を描く、今までになかった美術系青春漫画、早くも最新刊登場!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
buchipanda3
78
モモちゃんってあんな顔するんだ。時々、この漫画はぞわっとする表情を見せる。その人の心を何も隠さず映したような表情。でも確かにモモは八雲や八虎よりも大人だ。大人が正しいとは限らないが。今回で広島合宿篇が完了。真田の絵や三人の個性など読み応えがあった。八虎の画家デビューも。終盤に絵が披露されてどこか合点。確かにこの合宿では三人の後ろ姿を追っていた。そして当事者たちは同じ目線でも同じようには見えていない。三者三様の視線の先。着ているのは学生服かな。これからの八虎の視線の先も気になる。世田介くんは犬を飼いなよ。2023/11/25
こも 旧柏バカ一代
56
真田まち子の死をどう捉えるか。1番永く付き合いのあった桃代は、何だかんだと気持ちに折り合いを付けてるようで。彼女の事を話すと表情が歪み内側から湧き出る気持ちに苦労してる。鉢呂は付き合いが桃代と比べると希薄だったので、前の職業もあって彼女の死はそんなに響かなかったよう。そして、真田まち子に人生を変えられた八雲は真田のキャンパスを焼いて区切りを付けたつもりだったが、彼女の死には全く乗り越える事が出来ていなかった。それを桃代はガキだと言う。そして、達観している鉢呂には八雲はたまに噛み付く。本人もこのままじゃダメ2023/11/22
ミキ
30
犬とほっこりしている世田介くんが癒し。一生忘れないという弔い方もありますからね。2024/01/04
どんぐり@京都の何処かで
25
亡くなった大切な友絡みの巻とは言え、夏休みに一つ屋根の下で作品作成に向かい合える仲間、友人がいる環境のすばらしさよ。一緒に壁にぶつかり、一緒にもがき、乗り越えて。やがてどうしようもなく、一人で何かに向かっていかなくてはならなくなったとき、この日々が眩しく思い出されるんでしょうね。心に力を貰える今作品。2023/12/02
Kーazuki
21
はやく続きが読みたいなあー。2024/03/15
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