ミニシミテ

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ミニシミテ

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  • サイズ 46判/ページ数 276p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065335697
  • NDC分類 769.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

世界的ダンサーの田中泯さん。俳優としても初出演で代表作になった山田洋次監督の映画『たそがれ清兵衛』から、アカデミー賞ノミネート作品ヴィム・ヴェンダース監督の映画『PERFECT DAYS』まで、名バイプレーヤーとして存在感を示しています。
10年以上にわたって綴られたエッセイ(山梨日日新聞)は、ときに歯に衣着せず痛快、初めて明かされる脱皮のきっかけとなった出会いや、常識への疑問、農作業にいそしむわけ、日々の喜怒哀楽。そして、世界各地で行われた場踊りで生まれたエピソードは、きっと読み手の身にも沁み入ることでしょう。

さまざまな人々──監督の山田洋次、ヴィム・ヴェンダース、犬童一心、世界の知性、ロジェ・カイヨワ、大江健三郎、心通わせた坂本龍一、樹木希林、中上健次、京都西陣の大店の主人、名杜氏、芸人、山梨で農業を営む人々、そして師匠土方巽──との出会い。
さまざまな土地の記憶とともに──パリで、ニューヨークで、プラハで、冷戦下のソ連で、福島浪江町で、奄美大島で──オドる。

世界も将来も視界不良のなか、社会の空気に飲み込まれず、自分らしく生きたい人にとって、多くのヒントが得られるでしょう。
嬉しいときは嬉しがり、怒りや悲しみを生きるエネルギーに変える言葉が見つかります。

〈目次抜粋〉
第一章 カラダの言葉
世間体はどうする/怪少年/動作に現れる心を読む/監視カメラがとらえた不審な動き?/北斎に成る/年相応というのが分からない
第二章 脱皮
十代後半、八十円ハウスに居た/蒸発衝動/父は何故、死体を見せたのか/五十七歳の脱皮/口説かれてみるものだ/感覚が言葉に優っている人/人生に飽きたら稽古をしよう
第三章 名付けようのないオドリ
空気・空間を変えるオドリ/僕は地を這う前衛である/プラハ、檻の中で裸を晒す/サンタ・クルス、檀一雄と高倉健/モスクワ、抵抗する者達の記憶
第四章 因縁
常識破りという伝統を身につけた京都人/性格・業・運命、クソ!/熊楠との縁、憧れの宇宙線/骨が土に還る日まで/白州の風景に重なる面影
第五章 農の暮らし
ミニシミテ/野の生命と一緒にいること/悪夢は見るまえに見ておくべし/田中B吉、失踪の謎に迫る/大事にしている言葉
第六章 利己的な好奇心
何度でも立ち止まるぞ/明日は何して遊ぼうか?/単細胞だった命に遡れば/「何故」や「不思議」が無い世界
第七章 人間なのだ
「気」になる/人間の業を見つけた/「種のルール」は無いのか/二〇二一年、坂本龍一「TIME」/戦後は終わらないよ、若者よ/見せしめの刑
第八章 オドリの言葉
言葉が生まれる前のオドリ/僕のカラダで彼らがオドる/唯一無二の人として生まれる

内容説明

己のカラダで見つけた道がある。人との関わり、農作業、常識破り、喜怒哀楽、好奇心…その言葉は土の匂いがした。10年越しのエッセイ。世界的ダンサーにして俳優の著者が綴った日々。

目次

第1章 カラダの言葉
第2章 脱皮
第3章 名付けようのないオドリ
第4章 因縁
第5章 農の暮らし
第6章 利己的な好奇心
第7章 人間なのだ
第8章 オドリの言葉

著者等紹介

田中泯[タナカミン]
1945年、東京都生まれ。1966年より独自の舞踊スタイルを展開しはじめ、既成概念にあてはまらないダンスを継続。1978年のパリ・フェスティバル・ドートンヌでの海外デビュー以来、世界的なダンサーとして活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

55
夫に先に読まれました。舞踏の世界だけでなく、一般でもよく知られるようになった著者。夫は何度か白州でのワークショップに参加しているので、思うところがあったようです。性器に包帯巻いただけで踊っていた頃のあの、無防備で捨て身な一匹狼のパワーの原点が知りたかったんだけど、今の彼は満たされた器のような、静かなパワーに満ちている。それはそれでやはり素晴らしい。Keep dancing, みんさん!2024/08/31

けんとまん1007

53
ミニシミテ。身に染みて。身に沁みて。そこまで感じ・考えることが、いったい、どれだけあるだろうか。そんなことを、ふと思った。囚われることなく自由に・・・という表現を、これまで何度も眼にしてきたが、果たして、それってどんなことなんだろう?最初に思うのは、自分自身の立ち位置・視点・視野・視座がどうなのかということ。一人一人の人がいて、どれだけ、そこに思いを寄せることができるのか、寄り添うことができるのか。そんなことを何度も何度も考えた。2024/09/23

ゴリ人

28
NHKのドラマ、「妻はくノ一」で圧倒的な存在感のあった田中泯さんのエッセイ。泯さんのえんぴつが自由に描く世界に陶酔感を覚えた。それにしても泯さんは若くて自由だ。 自分の見たことのない世界、行ったことの世界を教えてくれた一冊です。2024/06/23

チェアー

6
オドリのような言葉たちだ。跳ねている。前後の脈絡よりも鼓動が優先される。身体と一体となった言葉だと感じた。2024/05/21

tharaud

6
新鮮な問いを持ち続けることに年齢は関係ない。一語として他人の意見や「常識」に頼った怠惰な言葉がないのは、まるで泯さんのオドリのようだ。初心を、子どものころの最初の問いの地点を思い出させてくれる。すごいぜ!2024/03/10

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